野球応援コンサートEXPO | 大歩 悠(おおぶ ゆう)ブログ《悠歩路私記》

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主に吹奏楽やマーチングなどの音楽鑑賞、、ミュージカル鑑賞、舞台鑑賞、スポーツ観戦に行った記憶、感想を書き記していくブログ

今日は、幕張メッセで開催された《野球応援コンサートEXPO》に行ってきた。




オープニングセレモニーでは、ステージ上で合同で『栄冠は君に輝く』が演奏されていく中、高校野球の開会式のように校名が書かれたプラカードを持った生徒さんに先導されて、出演校の部員たちが客席の通路を通ってステージに入場。

野球応援コンサートの開演を実感させて、気持ちを高ぶらせてくれる演出だった。

最初は、拓大紅陵の吹奏楽部の演奏パフォーマンスで開演。

全てがオリジナル曲で、軽快にノリがいい曲が演奏されていく。

部員たちは、ダンスをするような軽やかな動きで演奏したりパフォーマンス。

そして、部長さんのテンションが高い司会も印象深い。

マイクを持って応援歌を歌っていたり、観客に様々な解説をするだけでなく「アリーナ盛り上がってるかー!」とか「スタンド盛り上がってるかー!」とか、ライブのMCのような盛り上げ。

明るく元気いっぱいな部長さんは、「拓大紅陵のオリジナル曲を全国に広めたいプライドがある」というコメントで頼もしい姿も見せてくれた。

拓大紅陵の応援演奏は、初めて聞くオリジナル曲ばかりだったけど、聞いていると楽しくなるパフォーマンスの数々。

演奏していた部員たちも楽しそうで、試合の時もスタンドが盛り上がって選手たちを後押しするような、楽しい応援演奏になりそうな印象だった。


作新学院の吹奏楽部の応援演奏は、アニメ曲や昭和のヒット曲など聞き覚えがある選曲。

応援団も団長を中心に力強い応援パフォーマンスを繰り広げたり、軽やかにダンスをするようなパフォーマンスも見せて楽しそう。

『オペラ座の怪人』も演奏で、かっこいい。これを応援演奏で選曲する独創性も、いいと思う。

テンポが速い『モンキーターン』、作新といえば印象深い『モンスト』、得点時の『パラダイス銀河』も楽しい。

作新オリジナルゆるキャラの保護者が手作りの、ぬいぐるみも紹介。

ラストは、『やってみよう』と『栄冠は君に輝く』のロックバージョン。

部員たちがステージ上や客席の通路でダンスしたり、二人の部員さんがツインボーカルで歌っていたり、ほのぼのした雰囲気で盛り上がって楽しい締めくくり。


愛工大名電の吹奏楽部は『ゴールデン・ジュビレー』からシンフォニックな雰囲気で始めて、キラキラした響き。

名電といえば印象深い『スモーク・オン・ザ・ウォーター』や得点時の『さくらさくら』も聞き応えあり。

そして、【名電といえば、これ!】な『サタデーナイト』や『ハッピー』で楽しく盛り上げると『ディープ・パープルメドレー』で再び、かっこいい!

トランペットやトロンボーン、サックス、フルートの響きも、かっこよかった。

名電の、野球応援と共に演奏会でも印象深い好きな曲の数々で聞き応えがある響きで楽しませてくれた演奏パフォーマンスだった。


東海大相模の吹奏楽部は、テンポよく軽快に演奏が響いていく。

『エルクンバンチェロ』や、ノリがいい『カンナムスタイル』も個人的に好きで楽しい。

応援演奏の合間に、様々なエピソードなどの解説を入れていく時の穏やかな響きの演奏曲も感動的で良かった。

東海大相模の定番曲の『Tのマーチ』も聞き応えがあって見事な応援演奏。

それからクラリネットを分解して吹いていた?ようで、すごかった。

そして最後には、『ハマコイ踊り』というダンスパフォーマンスをステージや客席の通路で部員たちが元気に披露。

きれいな響きと楽しい雰囲気のパフォーマンスの数々で魅了してくれた、東海大相模の応援演奏だった。


続いて大阪桐蔭の吹奏楽部。

3年生部員たちがテストで来られなかったそうで今回は、2年生や1年生による演奏。

かっこいい『We will Rock You』、重厚な響きの演奏の『アイーダ「凱旋行進曲」』を披露して、さっそくシンフォニックバンドのサウンドで魅了。

ベリーグッドマンとコラボしていた『ライトスタンド』も、大好きな曲。この曲も聞けて大感激。きれいなフルートの響きも素晴らしく感動的で、すごく良かった。

『You are スラッガー』も、かっこいい。

定番の『TOINマーチ』から軽快に流れていく、さわやかな響きの『マーチ「サーカス・ビー」』、ダンテ選手の応援で印象深かった『君の瞳に恋してる』も楽しい。

パワプロの『心絵』、かっこいい根尾選手の応援曲『かっせー!パワプロ』も、さわやかな響き。

さらにパワプロの『Brand New Sky』もコーラスが入ったり、さわやかな響きで清々しい。

『スター・ウォーズ』のステージマーチングまで披露してくれて、また大感激。

もう素晴らしい、大阪桐蔭かっこいい!

そして『ウィリアム・テル序曲』の応援演奏で盛り上げ。また素晴らし過ぎる、さすが大阪桐蔭!

きれいなシンフォニックバンドの響き、様々な選曲で楽しませてくれるエンターテイナーのパフォーマンスで今回も、存分に大阪桐蔭らしい良さを披露してくれたステージだった。

部長さんは、野球部の選手たちを応援する気持ちが先走ってテンポが速過ぎないように気をつけていると説明。春夏連覇を後押しする気持ちも伝わってきた。


最後は、習志野高校の吹奏楽部。

『アラバマ』から始まり、さっそく美爆音が響いていく。

観客によるボールのクジ引き、ジャンケン対決で演奏曲を決めていく観客参加型パフォーマンスも楽しい。

『ルパン三世』、『サウスポー』、スカパラのCM曲『Paradise Has No Border』、『ベンハー』どれも習志野の演奏になると見事に美爆音が響いていき、大迫力で聞き応えあり。

チアリーダーたちも吹奏楽部の演奏に乗せて息が合ったパフォーマンスで彩り、壮観な光景を見せていく。

司会役の部員さんも、ステージを盛り上げてくれて楽しいパフォーマンス。

大人数で存在感があるスーザフォンも、かっこいい。

美爆音で、その名を知られた習志野の吹奏楽部。『レッツゴー習志野』も吹奏楽部やチアリーダーが、一体となった大迫力の演奏やパフォーマンスで、かっこいい。

実際に目の前で鑑賞すると確かに、ステージ上から観客を圧倒する響きやパフォーマンスの素晴らしい応援演奏。習志野は、すごかった!!


続いて出演校の吹奏楽部の顧問の先生たちによる興味深いトークショー、野球応援曲の人気投票の結果発表や演奏など濃い企画が進行していく。

ランキング3位が『モンキーターン』、2位が『エル・クンバンチェロ』


注目の1位は、『アフリカンシンフォニー』

そして、出演校6校による『アフリカンシンフォニー』の聞き比べという、また濃い企画。

低い雰囲気で表現していた様子の愛工大名電。観客の声出しとの、一体感の響きを作り上げていた大阪桐蔭。

そして、オリジナル曲だけを演奏していた拓大紅陵が『アフリカンシンフォニー』を演奏するのは、貴重な事。力強い紅陵風の響きが広がっていた。

習志野の美爆音の響きも見事で、出演校それぞれの『アフリカンシンフォニー』の演奏は、聞き応えがあって楽しませてくれた。

最後は、出演校が合同で『栄冠は君に輝く』の演奏や歌で締めくくって終演。


関東、愛知、大阪からの出演校それぞれ思い思いに高校野球の応援演奏やパフォーマンスを披露して、初めて知って聞いた曲や好きな曲などを存分に鑑賞できて、興味深い企画もあった中身が濃いコンサートだった。

試合では、グラウンドを見つつ眺めるスタンドでの応援演奏を今回は、吹奏楽部が主役のコンサートで集中して見られる楽しさもあった。

出演していた高校の吹奏楽部、応援団、チアリーダーの皆さん、野球部の選手たちを応援して勝利を後押しする精神、愛校心に満ちた素晴らしい応援演奏の感動表現ありがとうございました!!