■好奇心で生きたい

年齢は、生まれてから
何年経ったのか、という
数値です。

それは肉体の経過年数であり、
人間として生きてきた年数
でもあります。

そして、何かを始めたら、
肉体の経過年数とは別に
その時点から取り組んだ時間が
それについての年齢になります


つまり、
新しく始めたら、
それについては0歳
です。

そして、
その活動に費やした時間が
その活動の年齢となります。

新しく始めることは
肉体の経過年数や
人間として生きてきた年数と
関係づけることもできるし、
関係づけないこともできます


”できない理由”として
「もう年だから」などを使う場合は
関係づけています。

そうして新しく始めなければ
”できないこと”は確実ですから、
自信を持って他者に示せます。

それに対して
”できる理由”として
今の年齢を使うことは
なかなかしにくいです。

新しく始めたからといって
他者が見てわかるくらいに
できるようになるかが
始めた時点では、わからないからです。

どこまでできるかを
いくら考えてみても
始めた時点ではわかりません。

それが新しく始めることに
逆風となってはたらきます。

確実な方を他者に示す方が
だんぜん簡単だからです。

でも、冷静に考えてみれば
その未来がどうなるのか
見当はつけられても
具体的に確実に示せる人は、いません。

それは誰もできません。

誰もできないことが
自分もできないだけで、
それすなわち”普通のこと”です。

そこで、
それについての年齢を重ねると
どうなるのかに興味がある一人

自分もなることで、
新しく始めることが簡単になります。

いつまでやるのか、
どこまでやるのか、
すべては未定ですが、
やったらどうなるのか?を
やることで確かめられます。

その”確かめられる”に
わくわくする心が
好奇心です。

■次の年齢が楽しみになる

新しく始めてみて、
0歳から1年経過すると
1歳です。

1歳まで続けてみると
どんなことが起きるのか?
と事前に予想もできますが、
その予想通りになるかどうかを
今の時点で決めようとしても
意味がないので、しません。

理想は、あります。

1歳になる頃には
こうなっていたらいいな、とか、
ぜひこうなっていたい!とか、
こうなってみせる!!とかが、
今の自分が抱く理想です。

その理想が目標なので
今からするのは
”そのために今の自分のできること”です


今の自分にできないことは
できないので、しません。

できることを
組み合わせたり、
部分的に他者の助けを借りたり、
まるごと外注したり、などの
今の自分にできることをします。

そうして継続していく中では
”今の自分”が更新されるため
理想も更新していく必要があります。

理想をいつも
最新の状態に更新する
わけです。

そうしていつも
フレッシュな理想に向かって
日々活動を続けるわけです。

もしかしたら、
1年経つころには
当初の理想と
100%違う理想に
なっているかもしれませんけど、
そんなことだって、十分あり得ます。

なにせ、
最新の状態にし続けるわけですから。

そうして1歳になってみたら
「こんなふうになりました」
となるわけです。

自分が日頃から
「これで善し」と感じる選択を
し続けてきたわけですから、
すてきな状況になっているに
違いありません。

そうして続けてみると
2歳になったころ、
3歳になったころ、
一体どうなっているのだろう?

もう、わくわくが止まりません

年齢を重ねることが
途中で苦しくとも、
次の年齢の自分がそれを見たら
「そこで努力を続けてよかった」と
ほほえんでいることでしょう。

なぜなら、
困難なしに実現できる理想は
ないからです。





お読みいただき、
ありがとうございます。

プロコーチ10年目、常楽でした。





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