■セックスと共同体感覚

セックスとは
性欲に基づく行為です。

相手と性交渉すること、
とも言います。

セックスを共同体感覚が
高まるようにできれば
しあわせを増やしながら
生きることができます


しかし逆に
共同体感覚が低まるように
してしまうと、
しあわせを増やすことができず
やればやるほど人生に
困難を抱える
こととなります。

その共同体感覚が高まるのか
低まるのかの違いは
その相手との対人関係の持ち方
によって決まります。

それはいくつかの
表現によって示せます。

セックスをしたことで
共同体感覚が高まると
「やってよかった」
「またやりたい」

互いが思えるようになります。

反対に
共同体感覚が低まると
「やめておけばよかった」
「もうやりたくない」

どちらか、またはお互いが
思うようになります。

セックスをするにおいて
「自分より相手優先」の姿勢
であれば共同体感覚は
高まりやすくなり、
「相手より自分優先」の姿勢
であれば共同体感覚は
低まりやすくなります。

セックスをする互いの関係が
対等な関係であれば
共同体感覚は高まりやすくなります。

逆に互いの関係が
上下関係であると
共同体感覚は低まりやすくなります。

セックスをすることで
互いのどちらにも犠牲が
何もなければ
共同体感覚は
高まりやすくなります。

逆にセックスをすることで
互いのどちらかに
犠牲が生じる
のであれば
共同体感覚は低まりやすくなります。

■共同体感覚が高まる方へ

共同体感覚は
「自分はここに居ても良い」
という感覚です。

自分も相手もみんなも
「自分はここに居ても良い」と
見てくれている感覚です。

共同体感覚は
貢献感によって増えます。

すなわち相手の生きることに
役立ったと実感できたときに
感じる感覚
によって増えるわけです。

貢献感は他者貢献によって
得ることができます。

セックスで見れば
相手の性欲を満たせるような行為を
お互いがお互いにすること

他者貢献であり、

その他者貢献によって
貢献感が得られたときに
共同体感覚が高まる
わけです。

そこには対話があり、
いずれにおいても
合意が形成されます。

つまり、
相手の好きなことをしてあげて
相手の嫌なことはしません


性行為においてもそうですが
友人関係や仕事関係においても
何の犠牲も出ないよう
互いに協力する
ことで
共同体感覚は高まりやすくなります。

セックスをはじめ
自分の性欲を満たす行為を
自分の欲だけ満たそうとすると
共同体感覚が高まることは
ありませんが、

共同体感覚が高まるように
適切にすることができれば
感じるしあわせを
大きく増やすことができます。







お読みいただき、
ありがとうございます。

プロコーチ9年目、常楽でした。



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