最後のときの感覚とともに進む

大切な人とすごす時間。

短くても
長くても
その時間の最後は
どんな感覚だろう？

すごした時間に満足する幸福？
十分に味わえなかった後悔？
もう終わってしまう悲しみ？

この感覚、感じると
今からの時間に起こす行動は
みんな本気になる。

最後に
どんな顔して別れたい？

朝起きて
出かける準備をして
出かけていく大切な人。

見送る自分は
どんな顔して見送りたい？

また会えるけど
それまでの別れのとき。

そのときは
笑顔でいたい、かな。

どんな笑顔が
いいかな？

あふれる愛に
満たされてる笑顔。

そんな笑顔がいい。

愛って？

愛は、わからない。
言葉にならない。

自分のまんなかあたりから
自然と湧いてくる
あたたかいもの。

大切な人の
その「大切」を想うとき
自然と湧いてくるもの。

大切って？

大切も、
詳しく言葉にできない。

この私に
生きるよろこびを
与えてくれるもの。

私の命を
養い育ててくれるもの。

私を存在させてくれるもの...

そうだ、
自分も大切だよ。

でも自分とは別れられない。

別れられないけど、
肉体とは別れるときが
くるね。

そんなとき
どんな顔して別れたい？

やっぱり、
笑顔かな。

あふれる愛に
満たされてる笑顔、かな。

そのすてきな笑顔に
なれる自分でいられるように

今からやることすること
ひとつ、ひとつ、
どれも大切なんだね。

また、「大切」出てきた。

そうか、
することひとつひとつも、
自分によろこびを与えてくれるかも。
命を養い育ててくれてるのかも。

そうかもしれない。
そうかもしれないと思って
今日を生きてみよう。