相手に何かしてあげようとするとき
自分のためにするのか
相手のためにするのか
確認することは、大切ですね。


相手にしてあげて
相手に喜んで欲しい。

それは煩悩と言えば煩悩ですね。
相手が喜ばないことだってあるから。

見返りを求めている行為は
やっぱり自分のための行為です。


相手のためにする
ということは

相手の側から見て
それが相手自身の役に立つこと
ということ。


と、いうことは
まずその行為をする許可を
相手にもらえると良いですよね。

そこで許可が下りなかったら
それは役に立ちそうにない。
もしかすると迷惑になるかも。



相手の認識している範囲が
自分の見ているそれよりも狭くて
こちらから見ればどう見ても役立ちそう
そんなときもある。

許可を得ずに一方的にしてみて
相手の認識範囲が広がって
「そういうことだったのか!」
と嬉しい驚きになることもある。

でもこれは、ギャンブル。
はずれると、イヤな思いを相手にさせるかも。


目的は
自分の力を示すことでなく
相手の役に立つことだから、
やっぱり相手に確認した上で
するかどうかは決めていきたいですね。


お読みいただき、
ありがとうございます。

プロコーチ7年目、常楽でした。


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