おはようございます。
プロコーチ7年目、常楽です。

相手に話を聞いてほしいときに
「話を聞いてほしい」と
言えると、よさそうですよね。



相手に話をするときは
相手は自分の話を聞くわけですから
その分、時間が必要です。

自分は話をしたいので
その時間が必要な理由があります。

相手が自分の話を聞きたいと思っているなら
聞く時間が必要な理由がありますが、

相手がとくに聞きたいと思っていないなら
聞く時間が必要な理由がとくにありません。

とくに理由なく話を聞いてくれるとしたら
それは相手の好意ですよね。

その好意目当てで話しかけるのは
相手の負担の上に自分の快を求める、
一方通行なコミュニケーションかもしれません。


対等な関係で話をするとしたら
その時間を使う合意を最初にとれると
良いですよね。

いきなり話かけられたら
聞いてみないとわかりませんから
聞くしかなくなってしまいます。

聞いた後で
「それは聞かなくてもよかった」と
相手に思わせてしまったら、
相手の時間を奪ったような状況に
なってしまいます。

でも
「自分はあなたに話を聞いてほしい」と伝えれば、
その欲に応じるかどうかを判断できます。

相手は、自分の話を聞くことで
こちらの役に立てるのはうれしいと知れば、
快く話を聞いてくれそうですよね。

反対に、その欲には応じられないなら
時間を使う前に判断できますから
相手にとってその申し出は、
有難いものになりそうですよね。


それに
「話を聞いてほしい」と
自分の欲をオープンに話してくれることは
コミュニケーションの目的がわかりやすいので
相手は警戒をする必要がなくなりそうですよね。

正直さは、正直さを呼ぶ。
思いやりは、思いやりを呼ぶ。
そんな感じですよね。


だから、話を聞いてほしいときは
「話を聞いてほしい」と
言えると、よさそうと思うんです。



お読みいただき、
ありがとうございます。

プロコーチ7年目、常楽でした。


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