過日、入線整備をしましたトワイライト色のEF65-1124と牽引されるロンチキ11両編成ですが、EF65-1124の修理と共に、同機に牽引されるロンチキも取付パーツの変更を行いました。

 

EF65-1124は、入線整備時に装着されているアーノルドカプラー(黒色)を付属品の自連形TNカプラー(灰色)に交換するため、下回りをボディから取り外そうと苦戦した際に、動力台車の集電スプリングを曲げてしまうミスと共に、後方(2エンド側)のパンタグラフを破損する失態をやらかしただけで、下回りを外すに至りませんでした。破損したパーツの代替品が準備出来ましたので、再度下回りの分離作業に挑戦することにします。

 

YouTubeで見つけたTOMIX製EF65を分解する動画を参考に、ボディ中央付近の側板を両側に広げることで、漸く下回りを取り外すことが出来ました。

 

動力台車の集電スプリングはグニャリと曲がってしまい、パンタグラフは右側パンタ枠の手前下端にある折り曲げ箇所が折損しておりパンタ台に取付不能になっています。

 

修理用パーツは、集電スプリングがL=5.5mm(品番JS0140)、パンタグラフはPS22BN(品番0297)です。単純にパーツ交換するだけで完了です。

 

次に、アーノルドカプラーを自連形カプラーに交換するため、スカートごと取り外しました。

 

カプラーは当初の予定を変更して、KATO製のナックルカプラー・灰色(品番Z01K0224,現行流通品は品番28-272-2)を、リカラー製3Dパーツのナックルカプラーソケット(品番TX091)を介して装着することにしました。以前に、TOMIX製のEF66-27を導入した際に採用(→こちら)して好調ですので、同一構成に統一することにしました。

 

スカートを分解してアーノルドカプラーを取り出し、ナックルカプラーを嵌めたカプラーソケットに交換します。

 

元通りに組立てて、カプラー交換が完了しました。実機のカプラーは、下回りのグレー塗装に合わせて灰色塗装されており、ナックルカプラーは黒色ではなく灰色のものを使用しました。

 

パーツ交換が終了しました。ボディと組合せる際の固定用爪は、スカートパーツの取付腕の先端部分(1枚前の赤丸部分)にあり、ボディ側は側窓ガラスの乗務員扉の窓下方にある角穴と勘合する構造になっています。

 

前面の黄色帯修正は未着手ですが、破損パーツとカプラーの交換が完了しました。

 

 

 次はロンチキです。

EF65-1124に牽引されるTOMIX製のチキ5500形(→こちら)もアーノルドカプラーですので、機関車次位と最後部だけホビーセンターカトーの車間短縮ナックルカプラー・黒(品番28-187)に交換します。また、後部反射板は付属品の赤色樹脂パーツを使用していましたが、見映えの観点から後日導入のチキ7000形(→こちら)に使用したKATO製のパーツに交換することにしました。

 

 

ナックルカプラーに統一できました。

 

ロンチキの後部反射板も見映えが向上しました。機関車次位のチキ5501にはワム80000用で裏面がピンになったタイプ(品番Z08-0232)、エプロン設備が搭載された最後尾のチキ5720にはコキ106用で裏面がソケットになったタイプ(品番Z08-0749)を使用しています。

 

 

KATO製のナックルカプラーに改装したEF65-1124とチキ5500形も、カプラー高さはピタリ同じで走行状態もスムーズです。

 

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