鉄道コレクションの大糸線セットのクハ68017(元クロハ59)を加工して、昭和35年~36年頃に京阪神緩行線で運用されていた時のクハ68001の姿を再現しています。

 

Hゴム仕様の前面窓を原形窓に戻すため外周を削ったことで下地が露出している窓枠断面と、貫通ホロの取付穴を埋めるプラ板小片とを車体色にするため、面相筆を使用してタッチアップすることにしました。併せて、助手席窓上にHゴム仕様の運番表示部を削り落した周辺箇所の塗装剥げも同時に筆塗りしておきます。

 

 

ボディ塗装した際はスプレー缶でしたが、タッチアップはビン入りの同色塗料を使用したため、多少の色調差がありますが、目立たない箇所なのでこれで良しとします。

 

前回準備した原形(3桁)の運行番号枠とヨロイ戸形通風器を接着し、前面加工は終了です。

 

連結面では、大糸線色(青22号)に塗装されていた際に、貫通扉は別パーツでクリーム色に塗られており、貫通ホロは灰色パーツが使用されていました。

 

貫通扉はボディと同じぶどう色2号に、ホロは黒色にスプレー缶の塗料で既に塗り替えてあります。

 

貫通扉とホロを装着して、連結面加工も終了です。

 

窓枠・中桟は、窓ガラスに形成された箇所を青22号で印刷してあり、ぶどう色2号に変更せねばなりません。

 

窓枠・中桟に印刷された塗料は、プラシンナーを浸した綿棒で擦って除去しました。ドア窓のHゴムは、濃い灰色に印刷されており、こちらはそのまま活用します。

 

窓枠のぶどう色2号は、窓枠・中桟以外をマスキングテープで覆ってから、スプレー缶で塗装することを考えていますが、寒波により連日降雪が続いており屋外作業が出来ません。天候が回復してから、窓枠塗装をすることにします。(続く)

 

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