今回は約束が先送りになっていたウルトラマン電車こと神戸電鉄3000系の登板です。1000形系列の車両に続いて製造されたのが2000系を一気に飛び越して3000系を採番された車両です。オールM車の4両編成で、アルミ合金製車体が採用され前面非貫通の2枚窓の独特のスタイルは、アルミ地肌と装飾の赤色も相まってウルトラマンの異名を得るに至りました。ちょっとユーモラスな3000系の表情をご覧ください。
 
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鈴蘭台駅に進入する準急・三田行 3015F  2018年9月1日  鈴蘭台駅
 
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鈴蘭台駅に停車中の3015F(最後尾は3016)
 
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次も、鈴蘭台駅に停車中の準急・三田行は続番3017F
 
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鈴蘭台駅を発車した3017F(最後尾は3018)
 
鈴蘭台駅から電車で移動します。
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隣の鵯越駅に移動する車窓から、鈴蘭台車庫に3011F(3011号)の姿がありました。
 
 
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鵯越駅で山を下って来る電車を待ち受けていると、先程の3017Fが戻って来ました。
 
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戻りの新開地行は普通電車の運用でした。  鵯越駅
 
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新開地方面からも3000系が登場。
 
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カーブする鵯越駅のホームに停車するのは、普通・小野行の3013F
 
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鈴蘭台駅に向けて山を一気に登って行く3013F(最後尾は3014)
 
神鉄の3000系は1973年から1991年までに全部で9本(3001F,3003F,3005F,・・・3017F)が製造されましたが、3001Fと3003Fは既に廃車になり現時点では残りの7本が在籍しています。今回は偶然ですが、3011F・3013F・3015F・3017Fと続番の編成を撮影できました。
 
 
長きに渡って製造されたことから改良による相違が各部にあるそうですが、外観的な変化があったのは1978年製の3007Fからで、尾灯(識別灯も兼ねる)の形状がそれまでの凸形から凹形に変更されています。
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3017F(3017号)の凹形尾灯です。3005F以前の車両はフラットな車体表面上に尾灯を置いただけの凸形となっていますが、現存するのは3005Fのみとなり残念ながら今回は撮影の機会に恵まれませんでした。
 
過去に撮影した画像を探してみると幸いにも3003Fを撮影していました。再掲画像ですがご参考まで。
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3003F(3003号)の凸形尾灯です。
 
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三田本町駅に進入する普通・新開地行 3003F(先頭車は3004号)  2017年3月11日
 
5000系に次ぐ本数を誇る3000系ですが、最新の6000系・6500系の登場により廃車される運命にあるようです。次回は神鉄シリーズの最終回として、この6000系・6500系にスポットを当てることにします。