KATO製の583系旧製品を整備した際(→こちら)に、トレインマーク(ヘッドマーク)は手持ちの183系中央ライナー用を装着していましたが、出先で立ち寄った模型店にて583系旧製品用のトレインマークを入手できましたので、交換することにしました。
 

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クハネ583旧製品(品番4080)に、クハ183用のトレインマークを装着したときの表示状況です。ヘッドマークのベースでは中央に印刷された文字が、前面表示窓では下方に片寄って表示されています。
 

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クハネ583旧製品用のトレインマークに交換。これで前面表示窓にきっちり表示されるようになりました。クハ183用はマークが縦方向目一杯に印刷されていますが、クハネ583用は上寄りの2/3に偏って印刷されている点が異なります。

今回購入したトレインマークは、こちらです。

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トレインマーク変換装置 583/183系 (品番11-323)
 

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①~③が583系用、④~⑤が183系用が各2両分が入っており、今回は②を装着してみました。添付の説明書には、クハネ583(品番4080)と旧製品の品番が明記されています。リニューアルされた最新のクハネ583用には、581系と共用で別の品番(文字タイプ:11-326,イラストタイプ:11-327)が販売されているので、新旧製品での互換性はないのかも知れません。


最後にトレインマークが装着できるKATO製の特急線先頭車(旧製品群)の前面表示窓を比べてみます。

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左からクハ489(クハ485),クハネ583,クハ189(クハ183)です。表示窓寸法は、583系だけ縦方向が小さく、かつ上側に片寄っていることが明確です。

模型は実車に従って模型化された製品ですので、表示窓寸法が異なるのは致し方ありませんが、国鉄がなぜ表示窓寸法を統一せずに異なる寸法で設計したのかは、計り知ることは出来ません。

 

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