寝台特急電車583系は、KATOの旧製品で基本セットに相当する6両にサロ・サシ・サハネを加えた9両編成を所有していますが、以前に投稿したように、構成が4M5Tと特急電車にしては見劣りする(→こちら)のが気になっていました。新たにモハユニットの2両増結セットを増備することで、6M5Tの11両編成に強化しました。
今回、購入した「583系 2両増結セット」(品番10-396)です。今では廃業された模型店の定価ラベルが貼ってあり、未使用新品ながら長期保管品とのことで廉価にて入手出来ました。
モハネ582-82とモハネ583-82で、傷一つない綺麗な商品です。
勿論、車輪にも走行傷はありませんが、アーノルドカプラーで銀色車輪の台車を履いています。私が以前から所有している583系は、カプラーが密連形Bで黒色車輪の製品ばかりでしたので、この品番であれば密連形Bで黒色車輪の台車と思い込み、購入時に確認を怠っていました。
こちらは以前に購入した新品のモハユニットですが、同一品番の製品(再掲載)であり、密連形Bで黒色車輪の台車を履いていました。パッケージを裏返してみます。
パッケージ裏面に印刷された製造ロット(右下の0909)は、2009年9月製でした。
一方、今回の購入品は1999年9月のロットと更に10年前の製品だったのです。この間に一部改良されても、同一品番で販売されるのはKATO製品では常識であり、うっかりしていました。
カプラーが密連形Bで黒色車輪の台車DT32Lの手持ちがないため、アーノルドカプラーをKATOカプラー密連形A・黒(品番11-703)に交換して既存車両との連結を可能にすると共に、銀色車輪を中空軸黒色車輪(品番11-603)に交換して既存車両の製品レベルに近付けました。
これで見映えの良い6M5Tの11両編成を組成することができます。
実は、既存の先頭車両に一工夫したい部分があり、分解して調査してみたのですが一筋縄ではいかないことが判りました。別途検討することにして、先ずは夏季多客輸送に投入することにします。
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以下は、現行のリニューアル製品(10-1237~10-1239)です。