「普段どんな画用紙を使って描いていますか?」
「レッスンに参加したいのですが、〇〇メーカーの画用紙でも描けますか?」
などなど
パステルアートを描くときに使う画用紙についてのご質問を
めっちゃ多くいただきます
私は普段
描きたいモチーフによって
数種類の画用紙を使い分けています。
別にコンテストに出品するわけでなし、
個人的に楽しんで描くぶんには
どんな画用紙を使ってもいいと思うんです。
ただ、
描く内容や描き方に適した用紙を使うことで
仕上がりがぐんとよくなります!
そんなわけで
2種類の紙で描いた同じ図案を比較してみます
同じ図案ですが
上と下で違う画用紙を使っています。
違いがわかりますか〜
上はケント紙
下はドラパススケッチブック
という紙に描いています。
ひとつずつ紹介しますね!
ケント紙
使っているのはこちら。
表面がツルっとしていて
The白!って感じの画用紙(説明が雑w)。
毛羽立ちや破れ、スレに強いので
消しゴムを多用する図案にも最適です
風景画の中でも
特に雲や波など
白さを際立たせたいときはケント紙を選びます。
(富士山頂や雲、窓枠の白を際立たせるため、ケント紙を使いました)
余談ですが
パステル曼荼羅アートを描くときにもケント紙を使っています。
消しゴムを使う回数が多いので
丈夫で毛羽立ちにくいケント紙が
めちゃ描きやすくていいんです
柔らかい画用紙や
表面の凹凸が目立つ画用紙を使うと
消しゴムをかけているうちに
破れたり毛羽立ってくることがあるので
ちなみに
ケント紙はダイソーやセリアでも売ってます!
左がダイソー
右がセリアのものです。
枚数や厚みがそれぞれ違います。
15cm×15cmにカットして使うことが多いので
厚みがあるものはちょっと切りにくいかもしれませんねー。
使う頻度や
お店に行きやすいかどうかも含めて
選ぶといいですよん
ドラパススケッチブック
ドラパススケッチブックはこちら!
よく見ると
ほんのりアイボリーっぽい色合いの画用紙。
表面は適度にざらつきがあります。
わりとどんなテーマの図案にも合う
万能選手
風景画を描くときなど
風情ある仕上がりになりやすいので
気に入ってます
こちらは
2枚ともドラパススケッチブックを使って
描いています。
それぞれの紙を
・曇りの日
・昼間
・自然光
で撮影してみました。
iPhone使用、加工なし。
左がケント紙
右がドラパススケッチです。
いかがでしたか?
紙選びによって
作品の見栄えが変わってきます
描き心地や好みに合わせて使い分け
作画を楽しんでくださいね〜
ちなみに私のレッスンでは
作品ごとに使用する画用紙を指定しています。
もし
どうしても指定の画用紙を準備するのが難しい場合は、
お手持ちの画用紙をお使いいただいてもOK!
ただ
仕上がりのイメージが見本写真と
少し変わる場合があります。
使っているパステルはこちら!