もう先週のことですが、古代出雲薬草探究会のみんなで、紫根(シコン)染の体験会をしました。
昨年の夏に、畑の見学に行き、秋の収穫時期には少しだけお手伝いに伺っていた、雲南市の舟木清さんの紫草(ムラサキソウ・シソウ)。
ムラサキの根は、古代から高貴な色とされた「紫色」がとれるため貴重な染料として扱われてきました。
栽培が難しく、今では絶滅危惧種に指定されていて、植物のムラサキから染め出される紫色は一層貴重になっているのです。
長年にわたり、紫根の研究と栽培にご尽力されてきた舟木清さん。
雲南市賀茂町の畑で、紫草を育てています。
夏、ちいさな白い花をつけるムラサキ
この赤い色素から紫色が生まれます。
ムラサキ自体は多年草ですが、こちらでは一年育ったものを染料として収穫します。
ゴマが一回り大きくなったくらいかな〜
種を採取し、来春の種まきにそなえます。
ひとつひとつ、手間ひまがかかる栽培のお仕事。
根は綺麗に洗って、乾燥させて全国の染織家などに発送されます。
染織は、1〜3月の寒い時期にされているそうです。
左は、手で揉み出した紫根で染めたもの。
わたしは、染める回数も少なくして、透明感のある紫色にしてみました。
古代の人々がまとった紫色は、どんな色だったでしょうね。
植物はひとつとして同じものはなく、媒染の具合もその時々の出会いで…一期一会に生み出される命の色。
紫草からいただいた色、大切に使いたいと思います。
来年は、皆さんとこの体験がシェアできるように古代出雲薬草探究会で企画してご案内しますね!
どうぞ楽しみにされていてください♡
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