『大人のギャザリング』で人生をアート(創造)することをナビゲート
ギャザリングプロデューサー・田村由香理です。
弁護士でタレントでもある”大渕愛子”さんが
ご自分の髪の毛を刈り、ウィッグをいくつか購入して付けてみている
というブログをたまたま目にしました。
お子さんも3人となり、仕事も続けていく中で
長い髪の手入れに時間がかかるより
それを短縮して他に有効に使いたい、というお考えがあってのことのようです。
病気などで髪の毛が抜けてしまい
やむを得ずウィッグを使う人からしてみれば
え?せっかく自分の髪があるのにどうして?
と思うこともあるかもしれませんが
私はこれを読んで”なかなかいい考えじゃないかな”と思いました。
以前、乳がんになり手術の前に1年間ほど術前治療をしていたのですが
最初は、女性ホルモンを止める治療だけだったのが
途中から”腫瘍を少しでも小さくするため”ということで
抗がん剤を併用していたのです。
1回目の抗がん剤の点滴のあと
数週間で髪に異変がおき
2回目にはゴソッと抜けて
回を重ねるごとに、髪だけでなく身体中のあらゆる毛が
段々と無くなっていき
爪の組織が死んで黒くなり、皮膚も少し黒ずんできて
という状態になったことがあります
抗がん剤治療を始める前に、副作用の話は聞いていたので
私は、レンタルのウィッグを利用しました。
周囲には、既に病気のことも治療や副作用のことも話していたので
「これ、ウィッグなのよ~」と話していて
「え?全然わかんないよ」と云われたりしてましたが
黙っていると、自分が苦しくなってしまうかもしれません…ね。
だからこそ、敢えて
病気で髪が抜けてるという訳じゃなくっても
気軽に坊主アタマでウィッグを楽しんで付け替える
という人がいるのは、いいなと思ったのです。
「髪は女の命」って誰が言ったのでしょうね?
特別じゃなく
普通に、髪も洋服のように替える
そんな世界があっていいと思うのです。
当たり前と思っているのは自分の思い込み?なのかもしれませんよ。
『役割のフレーム(枠)を外して自由に生きる』
これからは、そんな時代だと思います。
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大人のギャザリング~人生にひと振りのスパイスを