大人のギャザリング 田村由香理です。
先日、思い立って会社を昼で早退し、熱海までプチ旅に出かけてきました(笑)
人生で初めて、「吉方位」とやらに基づいての移動だったのです。
行きたい理由はもう一つあって(こちらが本命の理由!!)
毎年、熱海の『MOA美術館』で梅の季節に公開される
「尾形光琳」の「紅白梅図屏風」
これを観たかったのです。
昨年は、ほぼ1年間改修工事をしていた『MOA美術館』
現代美術作家で世界で活躍する杉本博司氏がリニューアルを手がけ
2/5からのリニューアル・オープン記念として
琳派の”祖”でもある「尾形光琳」の代表作
国宝「紅白梅図屏風」の1年ぶりの公開の他
「野々村仁清」の最高傑作と云われる国宝「色絵藤花文茶壺」
などが観られる機会とあって、会期最終日の3月14日までに行きたいなあ・・・
と年明けから思っていたのでした。
過去に3回ほど『熱海アート遠足』なども開催していて
この『MOA美術館』も訪れてはいるのですが
1人で、というのは今回が初めて。
【開催レポ~日帰りアート遠足@熱海】2015.2.28
平日とあって、会期終了間近ではありましたが
訪れている人はそんなに多くはありませんでした。
ここは、殆どの作品が撮影OKなので
ゆっくりと鑑賞しながら幾つかの作品をパチリ。
『MOA美術館』収蔵の「紅白梅図屏風」は
「尾形光琳」の晩年の作品
左側にある白梅は、既に樹齢をだいぶ隔てた老木であり
うねるように下を向いた枝に咲く白い梅は
白髪で背筋を伸ばし静かに茶室に佇む老人のような気配
対する右側の紅梅は、若々しく天に向かって伸びていくような勢いが
おきゃんな町娘のような気配(笑)
2本の梅の木の間に描かれる水流は
「琳派波」と云われす渦巻き文様で、
江戸時代とは思えないほど、デザイン性が高いものに見えます。
これは何度観ても見飽きませんね。
また、2015年の
「尾形光琳300年忌記念特別展 光琳アート 光琳と現代美術」の際
杉本博司氏がこの作品を撮影し、新たに制作したという
「月下紅白梅図」も、違う部屋にそれだけで飾られていて
照明の妙もあってか、昼間だというのにその部屋だけがまるで”月夜”のような気配でした。
短い滞在時間ではありましたが
海を眺めながら、カフェで珈琲を頂く時間もありましたし
その後は伊豆山神社にも足を運びました。
思い立って実行した熱海へのプチ旅は大満足でした!
一番を一番にするってやっぱり大事ですねえ♪
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