【開催レポ】日帰りアート遠足@熱海 | 本音で生きる人生の愉しみ方~ライフナビゲーション

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【大人のギャザリング】主宰の田村由香理です。

2月28日に開催した
【日帰りアート遠足@熱海】

晴れ渡る空の下、熱海の梅梅はあちこちで咲き誇り、

海岸沿いの桜も*さくら*幾種類もが花開いていた土曜日

遠足はお1人風邪でキャンセルとなったものの7名で無事に開催。

最初に訪れた【旧・日向別邸】は、
ドイツ生まれの建築家ブルーノ・タウト
日本で唯一デザインを手がけたもの。

日本家屋の外見からは予想もつかない、
モダンで美しい4つの部屋が地下にあります。

1つ1つの部屋は全面が海に向かって一面の窓となっており
竹や桐など、日本ならではの木材を使って手すりや床、
天井が作られ、鮮やかなブルーを施された砂壁や、
弁柄色に塗られた海を眺めるための階段、
紅い絹を貼った壁など
細かいこだわりが独特の美しさを醸し出しています。
撮影は不可能なのですが、これもNPO法人を立ち上げ保存会の方々が
この古いけれども貴重な建築物を守っていこうという主旨からのもの。

タウトが手がけた海が眺められるこの地下室の美しさは
是非実際に訪れて見ていただきたいと思いました


2番目の【起雲閣】は、
大正時代に別荘として建てられたものが

昭和の時代になって旅館として生まれ変わり
太宰治谷崎潤一郎など、
数多くの文豪たちが宿として利用していた場所です。

広大な庭園と、
日本風・中国風・ヨーロッパ風の様式を併せもつ

和室や洋館、大浴場や離れなど
見応えもたっぷりでした。

昼食は、その近くにある新鮮な海の幸の食べられる和食のお店へ。
盛り付けも見目鮮やかで、
オススメの刺身や向付もどれも美味しく、皆、大満足!
ここではビールをちょっと飲みたいかも?とも思いましたが

美術館に行く前に眠くなってしまってはいけないと
皆で我慢です笑

午後は【MOA美術館へ】
3月3日までしか観られない、
尾形光琳「紅白梅図屏風」を始めとして、
光琳300年忌記念特別展が開催されており、結構な賑わいでした。

東京は青山にある根津美術館や東京国立博物館、
民間会社所蔵の
尾形光琳の作品が一同に展示され
会田誠杉本博司といった現代芸術作家の作品も、
光琳の系譜がうかがえる作家達の作品と共に展示されていて
中々面白い美術展だったように思います。

参加者の皆様にも、初対面ながら共通項が見つかるなど
シンクロも多く、40代から70代の方まで
観て、感じて、大いに話し、食べ
春の一日を楽しんで頂けたのでは?と思います。
これぞまさに
【大人のギャザリング】
私の目指すところだったなあと、一人で楽しさを反芻しておりました。

ご参加くださったみなさま、
そして、MOA美術館にて
いつものようにナビゲートを務めてくださった土岐綾子さん
ありがとうございました!

この遠足については、後日個人的にも書きたい感想があるので
別でアップしたいと思います

今後のアートナビゲートツアーやアート遠足の予定は以下の通りです

先行予約も受付ますので、お気軽にお問い合わせくださいね

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【2015年前半のアートナビゲートツアー予定】

3月07日(土)【ルーブル】
3月29日(日)【若冲と蕪村】
4月11日(土)【マグリット】
4月25日(土)【ルーブル展~ナイトミュージアムツアー】
5月09日(土)【グエルチーノ】


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【2015年前半のアート遠足予定】

6月のいずれかの週末 【鎌倉アート遠足】
7月19日(土) 千葉県佐倉【DIC川村祈念美術館アート遠足】

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