フランスの象徴主義を代表する画家・オディロン・ルドン
「ルドンの黒」と呼ばれた
幻想的な無意識下の世界を描いた絵から一転して
晩年は柔らかで美しい色彩表現で
神話や宗教、そして静物画を描きました。
「最も本質的な色だ」と自ら云い
木炭やリトグラフなど、モノクロームの作品を描いていたルドン
生後2か月で里子に出され
その後も国立美術学校の受験の失敗や
身を置いた先での方針への反発による挫折など
彼の中には”居場所”を求める無意識な寂しさがあったのかもしれません。
ルドンの描く、奇怪で不思議な
それでいてどこか夢の中で見ているような作品は
潜在意識に潜む、彼の不安や郷愁の現れのようにも思います。
彼の作品に、色彩が現れてくるのは
ルドンが結婚し、子供が生まれてからのことのようです。
若い頃から植物学者などの影響を受け独特の世界を描いてきたルドンの絵の内でも
植物に焦点を当てた作品を集めた展覧会
『ルドン―秘密の花園』展が2月8日から5月20日まで
丸の内の「三菱一号館美術館」にて開催中です。
中でも、ルドンが装飾画家として活躍するきっかけとなった
ドムシー男爵の食堂装飾「グラン・ブーケ」は
この展覧会の一番のみどころ!!
「黒の世界」から「色彩の世界へ」
ルドンの描いた「秘密の花園」へ、夜の帳と共に入っていってみませんか?
そして金曜日の夜
ナイトアートギャザリング終了後は、東京駅近くの隠れ家BARで
【BAR・ゆかりの部屋】を併せて開催予定です☆
【ナイトアートギャザリング】だけでも良し
【BAR・ゆかりの部屋】だけでも良し
勿論、両方のご参加も大歓迎です!
大人の極上な夜
アートとお酒と共に過ごす”秘密の時間”ご一緒に如何でしょう?
◆開催場所①:三菱一号館美術館 @丸の内
◆開催場所②:未定 (決まり次第お申込の方にお知らせします)
◆参加費①:ナイトアートギャザリングのみ:¥1,500(チケット代¥1,700は別途各自で精算)
◆参加費②:BAR・ゆかりの部屋のみ:¥1,500(ご飲食代は別途各自で精算)
◆参加費③:両方参加:¥2,000(上記に準ずる)
※参加費は当日現金にてお持ちください。
◆募集人数:5名 ⇒残席2名さま
◆お申込方法:必ず下記のリンクのフォームよりお申込ください。
https://resast.jp/events/250284
【キャンセルポリシー】
当日、ご連絡なくキャンセルとなった場合に限り
後日キャンセル料として¥1,500を頂戴いたしますので、何卒ご理解の程お願い申し上げます。