本を読む~その先にあるもの | 本音で生きる人生の愉しみ方~ライフナビゲーション

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あなたは普段、「本」を読みますか?

今日ふと思ったことがある。

私はアートの企画
タロー・デ・パリカードなどのツールを使って個人セッションなどをしているが
会社員としての顔も勿論ある。

小さいながらもしっかりとしたポリシーを持つ人文科学系の書籍を出す出版社で
1人経理として仕事をしている。

最近、一般ユーザーの方で
お1人で100万円近い特別装丁版の全集をお買い求めになった方がいた。

補巻も入れて全・18巻
特別装丁版で1冊あたりが5万円ほど。

それを一括購入してくださった。

殆どの人は、すぐにポンと出せるような金額では無いのではないだろうか?

だが、もしも資金に多少ゆとりがあり
尚且つ、それがどうしても”今”手に入れたいものだったとしたら・・・

どうだろう?

昔むかし、20代の初めだった頃
実家から東京に出て1人暮らしをしながら働き始めていた私
当然のことながら給料は決して充分とはいえず
生活は結構カツカツだった。

だが、本だけは買うのを止めるという選択肢は無く
読みたい稀少本は、古本屋を探し歩いて手に入れたこともある。

偶然入った古本屋で欲しかった作家の初版本を見つけて
いつか買ってやろう!と意気込んだのを今でも覚えているくらい(笑)

私の家は、父が教師をしていたが
幼かった頃は、平教員で公務員としての給与もそう高くはなく
オモチャなどはあまり買ってもらえなかった(その頃はバービー人形やリカちゃん人形が出始めた頃・・・笑)。

だが、「本」だけは違っていたのである。

月に1度、本屋さんが御用聞きに来てくれて(当時もそんなのは珍しかったのかも?)
父が読みたい本を注文する際に
子供たち(私と弟)にも幼児向けの雑誌を持ってきてくれて
読みたい本があれば注文しても良いことになっていた。


夢中になって読んだ童話の数々
絵本の楽しさ

学校に進んでからは、日本の昔話や海外の童話など
むさぼるように読んでは、その世界を文字から創造し
違う世界への憧憬を深くしていた。

いつの時代も、どんな場所にいる時も、本が必ず側にあったし、今でもそうである。


本というのは知識の宝庫でもあるし
感性や創造性を養う重要なツールでもあると思う。

電子書籍ではなく、1ページずつ自分の指でページを繰る時の楽しさったら!(笑)

紙媒体はいずれ廃れる、という人もいるが私はそうは思わない。

 

紙で作られた本を読む楽しさを
AIロボットは感じることはできないだろう。


私が近い未来で創りたいと考えている
大人が集う文化的なサロン『文壇&スピリチュアルBAR ゆかりの部屋』(仮名)では
アンティークの本棚を置きたいな♪

ところで・・・あなたは普段、「本」を読みますか?

 

 

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