平日の朝、少し時間があると
会社近くの公園に10分程度立ち寄ることにしている。
特別な遊具のある公園ではないので
老人の方々が時折ゲートボールをしていたり
保育園児達が連れられて、葉っぱを拾って遊んだり
今の季節は、運動会の練習なんぞをしている。
ここの大きな木々が割りと気に入っていて
立ち寄ると必ず写真を撮る。
初夏の頃の輝くような緑の葉も
夏の盛りの生い茂った木々も
そしてふと気づくと、少し黄色く色づき始める9月の様子も・・・
写真に切り取られた同じ場所の、同じ木々から
微かだが秋の季節を感じる。
こんな9月の夕暮れ時は
短歌でも載せてみましょうか・・・☆
情熱の女流歌人と云われた【与謝野晶子】の短歌より3つ。
歌集『瑠璃光』より
あるが中に恋の涙のわれもかうわれの涙の野のわれもかう
歌集『さくら草』より
秋来れば 恋も生命も水色の 光の絹となりてはためく
歌集『佐保姫』より
秋かぜの 夕の辻に立つときは 昔わすれし人もこひしき