宮城県『Reborn-Art Festival~2017』~巨大な鹿に見守られる半島の浜辺 | 本音で生きる人生の愉しみ方~ライフナビゲーション

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私の生まれ故郷でもある宮城県石巻市では
7/22~9/10まで『Reborn-Art Festival』なるイベントが開催されている。

 

宮城県石巻市内地や市街地、北東部にある、牡鹿(おしか)半島を中心として
現代アート・音楽・食をテーマとした総合芸術祭なのだ。

2011年の東日本大震災において、太平洋側に面した地形の宮城県石巻市は
信じられないほどの甚大な被害を受けた。

このイベントはそんなうちのひとつ、牡鹿半島を中心に
東北だけではなく、参加する人すべての「Reborn=再生」を願うお祭りとして

国内や海外のアーティストの作品の展示や
さまざまなジャンルの音楽家が集う音楽イベント

国内外の有名シェフたちが地元の食材を使った料理が食べられるなど
目と耳と舌で楽しめるようになっている。

特に、アートの分野では
原宿のワタリウム美術館の館長である、和多利恵津子氏がキュレーションを担当し
日本の若手の現代美術家として国内外で非常に注目を集めている名和晃平氏
ビデオ・アートの父とも呼ばれる、韓国系アメリカ人の現代美術家ナム・ジュン・パイクを始めとして
国内外の38組のアーティストが参加し
「追悼」や「自然との対話」をテーマにした作品を

実際にアーティスト自らが
石巻や牡鹿半島を中心に現地を訪れて制作しているようだ。


名和晃平氏と云えば、思い出すのが
昨年の11月に訪れた”京都の旅”


 

【素晴らしきかな京都旅①】
https://ameblo.jp/yuri3kari5/entry-12219220497.html

【素晴らしきかな京都旅②写真で語る】
https://ameblo.jp/yuri3kari5/entry-12219487026.html

【素晴らしきかな京都旅③会って、もらって、食した日】
https://ameblo.jp/yuri3kari5/entry-12219807189.html

【素晴らしきかな京都旅~何ものにも代えがたい人生の後半を迎えた素敵な仲間たち】
https://ameblo.jp/yuri3kari5/entry-12220402575.html

 

11月の旅の初日には、ザ・リッツ・カールトン京都でランチをしたのだが
(宿泊するにはアレなので、せめてランチ!笑)


ホテルのエントランススペースに飾られていた作品が
彼の手による『PixCell-Biwa(Mica)』と名づけられた、琵琶をモチーフにした作品だった。


対象となる物体(動物は剥製を使用している!)の表面を透明のガラスビーズで被覆した
Beadsシリーズと呼ばれる作品の他
発泡ポリウレタンやシリコーンオイルなど、様々な素材を用いて
これまでの彫刻の概念を打ち破るような、不思議な作品が多い。


特に、動物のものは”鹿”が多くて
N.Yのメトロポリタン美術館には『PixCell-Deer#24』という作品が収蔵されたとか。


今回の『Reborn-Art Festival』では
牡鹿半島のある浜に建てられたレストラン「Reborn-Art DINING」の隣には
名和の作品で、全長6メートルという巨大な鹿『White Deer(Oshika)』がそびえたつ。


 

人工の氷室を地下に埋めて遺族の涙を冷凍保存したという作品や
浜に流れ着いた何百本もの流木や漂着物を、人々と一緒に”起こしてみた”という作品


「リボーンアート」の名付け親
人類学者であり思想家の中沢新一氏が開催するトークシリーズ「四次元の学校」

等々

「Reborn」=復活・再生・恢復に通じる何かを
訪れた人自身の中でも掴める51日間のイベントではないだろうか?



【Reborn-Art Festival~2017】
詳細はこちらから ↓↓↓
http://www.reborn-art-fes.jp/k