4/16 ミュシャ展~スラヴ叙事詩を観る・アートギャザリング | 本音で生きる人生の愉しみ方~ライフナビゲーション

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夢からの覚醒と民族意識への目覚め

~祖国への想いを込めたミュシャの巨大な絵の連作


民族の独立、
それは異なる言語と文化を持つ他の民族により支配されてきた者たちの
集団的意識の目覚めをも誘うもの

『アルフォンス・マリア・ミュシャ』
この画家の描く、アールヌーヴォーの時代の
優美で繊細な女性たちを
私たちは現在でも時折
どこかで目にすることも多いかと思います。

 

ミュシャは、現・チェコ共和国(当時はオーストリア領・モラヴィア)の生まれ。


18歳以降、プラハ・ウィーン、そしてパリのアカデミーで学んでいた彼は
その頃援助してくれていた伯爵からの支援が途絶え
困窮生活を送りながら
雑誌や本の挿絵などを描いて生計を立てていたところ
1894年のクリスマス・34歳の時に千載一遇のチャンスを得ます。

その頃既に、ヨーロッパで名女優として名を馳せていた
”サラ・ベルナール”の主演によるルネサンス座の舞台
「ジスモンダ」の再演のためのポスター制作を
わずか5日あまりで手掛けることになり
これが、”サラ・ベルナール”本人から大絶賛を受けたのです。

その当時、誰も観たことのないような、
等身大の縦長のポスターは
パリで一大センセーションを巻き起こし
その後ミュシャは、ベル・エポックの傑作を多く生み出していき
商業画家として、そして宝飾デザインなども手掛けるデザイナーとして成功を収めていきます。

そして40歳の頃
パリ万博でミュシャが手掛けたパヴィリオン内部のデザイ

それを描くため、事前に数か月をかけてバルカン半島を旅
スラヴ民族の歴史などを取材したことが
その後の彼の人生に
”大きな決意”の波を起こすのです。

他国の支配を受け続けてきたスラブ民族の苦しみ
支配からの独立を求めた闘い

スラブ民族としてのアイデンティティを取り戻そうと
「スラブ叙事詩」の制作に取り掛かるため
アメリカで資金集めのために仕事をし
約50万人のメンバーを抱えるスラヴ協会を設立し
資本家からの資金提供を取り付けてようやく50歳の時に
「スラブ叙事詩」の制作に着手するのです。


巨大なこの作品は20点からなる連作で
17年もの歳月をかけて彼はこれに取り組みました!

今回、プラハからやってくるこの巨大連作は
これまで国外に一度も出たことがなく
今回、日本での展示が、なんと”国外での初公開”となるもの。

私たちが生きている間
二度とこの超大作の全てを一挙に観られる機会はないでしょう!

 

過去から現在、そして神と人間の世界を行き来する不思議な時空を
一緒に旅してみませんか?

ナビゲートしてくれるのは、いつものようにこの方! 土岐綾子さんですベル

 

■ミュシャ展~スラヴ叙事詩を観る・アートギャザリング■

◆開催日時:4月16日(日)11:00-14:00

※最初に近隣カフェでナビゲーターの土岐綾子さんに簡単に見所レクチャーをして貰います。

◆開催場所:六本木・国立新美術館
◆参加費 :4,000円 

※但しチケット代¥1,400は各自別途
※当日現金にてお持ちください。

◆募集人数:6名

ベルお申込はこちら ↓
http://ws.formzu.net/fgen/S37787868/

 

メモキャンセルポリシー
参加費は当日現金にてお持ちいただく予定ですが
実施日5日前から前日までのキャンセルに関しましては参加費の60%を

当日のキャンセルにつきましては100%を後日申し受けます。
何卒ご理解の程お願い申し上げます。