自分の中の２つの貌(かお)と陰陽のバランス

３連休も残すところあと１日
世間的には仕事の人、お休みの人と入り混じり
巷は近場で楽しむ家族連れなどでにぎわう場所も多かったのでは？

そういう私自身も
家族の用事や自分の身体のメンテナンス
部屋の溜まった紙類や本の整理などに手をつけながら
色々と今後のことを考えたりする時間があった。

そんな中、特に想いを新たにし
自分でこういう方向性を出そうと決めたことがある。

昨年の秋から
高田馬場で自宅サロン「リアン」を運営する
石原留理さんが招致なさった
カラーセラピスト・池田めいさんによる

【カラーと数秘術、色彩心理のメソッドを取り入れた講座】
を月に１度、半年間のタームで受講しているのだが
先日の回で、とても印象深かったことを記憶の中で反芻していた。

私の肌の色から判っている、似合うカラーは
『Summer』なのだが、
これは【パーソナルカラー】といって
その人の外面で似合う色のことである。

例えば私の場合、同じ黄色でも似合うのはレモンのような黄色や
マゼンタピンクのような色

何度かＦａｃｅｂｏｏｋやブログなどでもアップしている
黄色いセーターなどもそう。

『Summer』といっても、いわゆるトロピカルでギラギラの感じではなく
夏の海が白い砂浜に反射して揺らいでいるような
青味があってパウダリーな、柔らかめの色
タイプでいうと上品で清楚、エレガントな感じ。

という事なのだが
私自身はこれにちょっと抵抗がある。

いや、色ではなくて『Summer』の持つイメージが
自分に合わないなあと思うのだ。
(だって、清楚っていう言葉自体が居心地悪い･･･笑)

でも、内面を現す色【パーソナリティカラー】というのがあり
これは、自分自身の個性とか
人への反応の仕方
得意とすることなどの傾向から見つける
”その人自身が本質として持っている似合う色や季節”という感じ。

こちらが私の場合、２つあった。
１つは『春』
タイプとしては

明るい同僚のような感じ

好奇心が旺盛

楽しいことが好き、人が好き

人とすぐ親しくなれる

新しいアイデアを創りだす　などなど。

どちらかというと、週末の企画【大人のギャザリング】で
色々な年齢層、性別問わずにお目にかかって話している私は
こちらのイメージである。

だがもう１つは『冬』
タイプとしては

孤高の一匹狼という感じ

ドラマティックで印象的

二面性がある

感受性が鋭く独創的

などなど、大勢の人といるとストレスを感じる傾向の人。

これを調べるカラーチェックの質問があるのだが
私は『冬』に当てはまるチェックが一番多く、次が『春』だった。

最初に見たときには
「絶対私は”春”のタイプだわね～」などと思っていたのだが
めい先生は何度か会ううちに、私が
実は『冬』の要素を多く持つ人間である
のを見抜いていたらしい(苦笑)

このことを指摘されて
私の中の何かが”カチッ”と音を立てて嵌った気がした。

そう、私は独りでいることを好む。
文学や映画、絵画や芝居といったものの傾向も大概、暗く重々しく、
切なく辛いものの方に惹かれる･･･

もちろん、大勢に愛される明るい作品も好きだし
人と居ることも大好きだし
皆で楽しいことを共有したいという思いもあって
こういう企画もしているのだが･･･

だがしかし
心の奥底の方から湧き上がるこれが好き！という嗜好は
どちらかというと黒く、暗く、重い(苦笑)

このギャップをこれまでは
隠していく傾向にあったのだが
時折、私の二重にくるんだ内側を見抜いた人たちは
「もっとその部分を出せばいいのに」
と云ってくれていた。

でも
「そんな”ブラック”な自分を出してビックリされないかしら？」
という不安が
私を押しとどめ、表側の私だけを見せるようにしがちだった。

けれども、今回こういう講座を受講して
自分の内側に持っている本質のカラーを知ったことで
これから私がやっていくことに関しては

多くの人に参加してもらい易い楽しいことを共有できるものと

マニアックな”スパイス”と”エッジ”の効いたものと

女性が生きる力と未来への希望を持つお手伝いをできるもの

実生活での体験に根ざした学んでいくタイプのものと