モネは引いて観る!【モネ展・アートナビゲートツアー】開催レポ | 本音で生きる人生の愉しみ方~ライフナビゲーション

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【大人のギャザリング】美術館でのガイド付きの観賞ツアーやアートトリップ・起業を目指す人のお金の知識講座・アラフィフ向けの起業スタートアップ講座・枠を外して本音で生きる為の個人セッションをしてます。『明日で命が終わるとしても後悔しない人生を!』

9月26日土曜日の午後遅く
上野東京都美術館で展示中の

【マルモッタン・モネ美術館収蔵~モネ展】
アートナビゲートツアーを開催


今回は、4名のリピーターさんの他に
2名、新たな参加者の方もいらして
まずは上野のカフェにて、じっくりとレジュメを見ながら
ナビゲーターの 土岐 綾子さんに

印象派とそれが生まれた時代背景
モネの作品の変遷
今回の美術展の見どころポイント
絵を楽しむためのヒント

などを伺いました。

今回も、参加者には

詩人ガラス作家スピリチュアルヒーラーさんなどなど
多才な方々がいらして
みなさま目を輝かせながら綾子さんの話を聞いていらっしゃったのが印象的


その後、美術館へ移動し
作品に沿って鑑賞しながら、ポイントポイントで綾子さんのガイドが入ります。

この美術展は
”マルモッタン美術館”からの作品ということでしたが
意外だったのは、
モネは最初、風刺画のような人物像を描いていて
それがとても人気が高かったということ。

その画はまるで、現代の風刺画のようで、
非常に洒脱なクォリティの高い作品であったこと。

そして晩年、白内障を患ったモネが描いた作品は
目の殆ど見えていない状態で描いたにも関わらず

常人の見方では解らない、不思議な魅力に満ちていたこと。

通常、絵を観るには
細部のディテールや
質感を確かめるために近寄って観るのが殆どですが
風景画、特に印象派の絵は、
遠目に見てみるとその良さが解る、と綾子さんが以前教えてくれたのでした。

そして、今回私達全員が一致した意見だったのは


「モネの絵は、引いて観ればみるほどよく細部が解る」


という不思議な現象

近くで観ると、ぼんやりとした色の集合体にしか観えなかったものが
遠く離れてみるほどに、その輪郭を現し
美しさが際立ってくるのです


これは驚きでした

今回の目玉となっていた『印象、日の出』
ライトの当て方によって、夕陽に見えるという意見もあれば
絵の中から朝のざわめきが聴こえる、という意見もあり
やはり、一人で鑑賞するのとは違う
色々な見方をシェアできる面白さがありましたね。


最後の部屋では、恒例の綾子さんの質問


「今日、観た絵を1枚持って帰れるとしたら、どれがいいですか?」

というものに対する回答もさまざま(笑)
こんな遊びも想像力と創造力が必要で、楽しいですよね


何だか久しぶりに夢中で観ていたせいか
最後に集合写真を撮るのを忘れましたが(笑)
ご参加頂いたみなさま、ありがとうございました!


【大人のギャザリング】のFBページと、こちらのブログには
これから次の開催予定をアップしますが


10月11日(日)午後
 『SHUNGA春画展』@永青文庫~のアートギャザリング
  (レジュメ無のガイドのみ)
10月25日(日)
 『琳派と秋の彩展』@山種美術館~アートギャザリング
と続きます。

11月には
11月3日(火・祝)
 『笠間日動美術館と春風萬里荘』へのアート遠足
11月22日(日)
 『熱海』再びのアート遠足
11月29日(日)
 『プラド美術館展』@三菱一号館美術館~アートナビゲートツアー

を予定しておりますので、お楽しみに


告知はこれからですが、先行予約は下記から承ります!

 
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