人生を味わい尽くして幸せに生きる～アートライフナビゲーター
田村由香理です。
以前書いた記事の再アップのようなものなのですが･･･
声を大にして云いたい！
のでもう一度(笑)
昔の『若草物語』をＢＳチャンネルで観ていたことがあり、その時に強く思ったこと。
因みに、私が観たこの映画の製作自体は1994年の方の作品です。
主演は若き日のスーザン・サランドンが母親役
次女のお転婆娘・ジョーにはウィノナ・ライダー
四女のお洒落でおきゃんなメアリーの娘時代は
”インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア”に出ていた
キルスティン・ダンスト
(トム・クルーズ扮するヴァンパイア・レスタトによって
吸血鬼として蘇生させられた少女の役で脚光を浴びた女優です)
そして、この四姉妹につかず離れず世話をやく、
隣家の富豪の孫・ローリーには
これまた新人？の頃のクリスチャン・ベール
次女・ジョーの良き理解者で
後に小説家となるきっかけを与える夫フリードリヒには
私の好きな俳優・ガブリエル・バーンが扮してます
(「ユージュアル・サスペクツ」で元汚職刑事のキートン役、「仮面の男」でダルタニアン役をやった人！
と云えば、判る人いるかしらん？笑)
子供の頃、父が買ってくれた”世界文学全集”で
何度も何度も読み返した『若草物語』
生き生きと描かれる
19世紀後半の時代のアメリカに暮らす
ピューリタンの家族の四姉妹と母親、父親
そしてそれを取り巻く人々の暮らしと人生の物語
作者はルイーザ・メイ・オルコット
この映画の中での四姉妹の次女！
そう、彼女は自伝的小説で作家としてデビューしたのでした！
映画の中で、次女のジョーが
生活のため、売れていくために
新聞社の続きモノ小説を書き始めたとき
彼女の良き理解者である男性(後の夫)が云うのです。
「これは本当に君の書きたいものなの？自分の経験や家族のことを書けばいいのに」
と･･･
人は、どんなに取り繕おうとしても
辿ってきたものがその人を形づくり
考えてきたことが現実を左右し
思いが未来への道を拓くきっかけを作ります。
素の自分自身を隠して
無理な作り笑顔で幸せを装おうとしても
どこかで歪みが出る
身体とか
心とか･･･
そのままの私は受け入れてもらえないのでは？
と不安に駆られて、虚構の自分を作りあげるより
カッコ悪い自分もひっくるめて
(ある意味開き直りですが･･･笑)
これがワタシです！
と、知ってもらった方が
風通しが良くて生き易くありませんか？
あなたは
生きにくい”仮面を被った人生”を歩みたいですか？
それとも
本来の自分に還って人生を味わい尽くす方がいいですか？
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