(閑話休題にならない、救いのない毒親話です)
私がとても可愛がった柴犬。
なぜか合宿で私が不在の間に、家族は犬に名前を付けてしまった。柴犬なのに洋風の名前だ。
この犬は、ひとつ困った癖を持っていた。
甘噛みである。
※本当の犬の甘噛み対応は、手を引っ込めて遊びを中断、環境を変える、おもちゃを与える、等です。
しかし私の父は、殴る・叩く・蹴る・押し倒すというしつけをした。
さらに父は私に言った。
「見せたから、あんたも同じようにしつけしなさい」
体重をかけて懲らしめるため、
仔犬が
「ギャイイイン、ギャイイイン」
と金切り声をあげるほど、
叫んで、とても可哀想だった。
「ねえ、痛そうだよ。近所中に聞こえちゃってるよ」
と父に言うと、
「畜生だから、これで良いんだよ」
と答える。
結局、このしつけという虐待では、甘噛みはずっと治らなかった。
(まるで私の抜毛症の対応と同じだ。)
我が家は、いとこ達がよく遊びに来る家だった。
叔母がよく連れて来るからだ。
いとこ達が、
「この家の犬はカワイイけど、噛むから嫌」
と言っていた。
そのうち、いとこ達は、父のいない時に
「おじちゃんは、遊ぶなって怖いから、居ると嫌」
と素直な意見を言うようになった。
確かに父は、
よく「家を汚す。声がうるさい」とブツブツ、いとこ達に直接、言っていた。
最終的に、いとこ達は、私の父がいない時に、優しい祖母に会いに来るようになった。
いとこ達は、私より一回りも歳下なのに、私よりも先に、いろいろなことに気づいていたと言える…。
私のお腹の子も、成長したら、こうなるのだろうか…。
この父の犬のしつけが異常だった、と気づけたのは1/19〜のあるブログ記事のおかげである。
(最新記事は、妊婦にとって悲しい話です)
このブログのおかげで、私の受けた、
しつけの洗脳がひとつ解け、
感謝!!