７月の出来事の備忘録です
この日は僕が大好きな尊敬する大切な心友が
少し早い僕の誕生日祝いをしてくれました
その心友が
僕のBIRTHDAY DINNERの場所として選んでくれたのは
フレンチ好きの僕が今まで経験したことのない
フレンチの枠にとらわれないフレンチは
素晴らしく美味しいものでした
ある意味
無国籍フレンチと言うべきでしょうか
流石は心友のチョイスです
本当に素晴らしかった
それも大槻卓伺シェフの経歴を知ると納得する
大槻オーナーシェフは30歳（訪問当時）
海外のミシュラン店で働くまでは
調理師学校や日本のレストランでの経験は全くない
ただ物心がついた時から料理人を目指し
すべてが料理人になるために人生を歩んできた
（↑クリックすると過去のＢｌｏｇへ）
両親に反対されて神戸大学経営学部に進学
これもレストランのオーナーとして経営を学ぶ為
第二外国語も卒業後の渡仏の為に学び修得する
そして料理はすべてが料理本等からの独学
学生時代4年間給料無しでも海外で暮らせる貯金
卒業後単身渡仏
ミシュラン店を食べ歩き
全くの紹介無しでオーナーに直談判で交渉して
ミシュラン店で約３年少し働き
帰国後すぐの２年前に『Takumi』をオープンする
渡仏時代に学んだハーブの使い方が輝る料理を
提供してくれる素敵なレストランです
まずは
心友と二人
シャンパンで
乾杯をしてスタートです
料理には１つ１つ詳細が書かれたカードが添えられます
最初こんなに詳細が書かれていると
なんか料理の面白味がないのではと思いましたが
しかしそれを読んでもなお想像を越える料理に
終始唸りっぱなしでした
《鮎を使った前菜》
緑トマトのガスパチョの酸味が食欲をそそり
胃を目覚ましてくれる
鮎は川魚の嫌みがまったくない
クレープに添えられたクルトンが見事に
アクセントになっていて一皿目に秀逸でした
さて次のカードです
《鱧を使った前菜》
燻製薫の付いたヴィシソワーズの上に鱧
これに梅のソースが纏わされている
スープと鱧の間にはフォアグラを会えた甘い玉葱
和のテイストでありながらしっかりとフレンチで
メチャメチャ美味しい
次のカードです
《エゾ鹿のサイコロステーキ》
全く臭みのないエゾ鹿
トウモロコシの甘いソースがこんなにも合うとは
美味しい
マルサラ酒で煮てから揚げられポテト
風味とと共に
これもソースとなっている一体感
とても素晴らしい
お次のカードです
《時鮭の低温調理》
ここまでが前菜なのだが
十分に魚料理に匹敵する前菜
時鮭ならではの旨さを十分に引き出している
ベアルネーズソースの塩梅が素晴らしく
時鮭の旨さを邪魔せずに引き出していました
パンも
旨みが濃くて
とっても美味しいパンでした
次のカードです
魚料理
《アイナメのポワレ》
皮目の香ばしさと完璧な火入れのアイナメ
ワタリガニとココナッツソースが
エスニックなビスクソースを演出していて美味
添えられたフェンネルとライムのサラダが
なんとも絶妙な不思議な感覚で美味しかったです
そうそう
あまりにも
このブログ記事が長くなるので
割愛しているのですが
料理が提供される前に
料理に使われるハーブや調味料まで
実は見せてくれるのです
こんなレストランは初めてです
それは
大槻オーナーシェフの
コンセプトが書かれたカードを見ると
納得がいきます
次のカードです
メインの
肉料理
《仔羊のロース肉のロティ》
今までの料理とは全く違う方向性を感じるソース
エスニック感が強いかな
面白い風味の料理に仕上がっていました
次のカードです
ここからはデザートですネ
チーズのお料理
＜ルッコラのソルベとチーズのムース＞
ルッコラのソルベなんて初めて食べました
ちょと胡麻の香りを彷彿させるハーブです
微かな苦味と辛みのあるソルベに
ふわっとしたあっさり目のムースが
それを包み込むような味わいでした
さて
この日最後のカードです
かなりお腹は一杯の状態ですが。。。
えっ
ここからが折り返し地点ｗｗｗ
《11品のデザート》
これは圧巻
でもどれもが素晴らしく
美味しかった～
一つ一つはコメントしませんが
紹介だけしていきますネ
コンセプトは
【ケーキ屋さんで大人買い】だそうです
①＜蓮花（ハス）茶＞
②＜ライムリーフ＞
③＜レモングラス＞
④＜ジャッツフルーツ＞
⑤＜ハイビスカス＞
⑥＜トンカマメ＞
⑦＜クミン＞
⑧＜バラ＞
⑨＜リ・スフレ＞
⑩＜玄米茶＞
⑪あれ、何だったんだろう
記憶が。。。スミマセン
最後には心友が
birthdayプレートをお願いしてくれてました～
感激～
大好きな心友と食事してる時が
人生で１番幸せです
心友に祝ってもらい
とっても素敵な幸せなディナーでした
本当に誰と一緒に食事をするかって大事ですネ