足立美術館を出発して
向かったのは松江市
僕が大好きなところで
関西時代は
仕事でもプライベートでも
何度も訪れたところ
そして松江に来ると
必ず立ち寄るのが
松江城のお堀を
ぐるっと約50分掛けて
めぐる松江城堀川遊覧船です
松江城は1回しか
登城したことないけど・・・
堀川遊覧は
四季折々が良くて
冬は小舟の中に
炬燵が組まれます。
防寒着を借りて
乗船するのも
時には乙なものです
四季折々の植物
そして動物
鷺(さぎ)や
天然の亀
鴨などに出会えます
お堀には
城につながる橋が
掛かっています
そのいくつかは
水面から橋の高さまでが低く
小舟の屋根が
通常の高さでは通行する際に
ぶつかってしまい
通行することができません
船頭さんが
「皆さん、頭を下げて下さ~い」の
掛け声とともに
船の屋根が下がります
僕みたいなデブは
腹が使えて苦しい
って、そんな時まで
キミのことを想っています
ほんとに烏賊れております
最近、条件が緩くなったそうですが
この船頭さん、60歳以上の
昔は仕事をリタイアした方しかなれなくて
元先生とか、元役所に勤めていた方とか
お話上手な人が多くて
でも人気があってなかなか
なれなかったようです
今まで何回も乗船して
いろんな船頭さんに案内してもらったけど
本当にどなたも味があって
素晴らしい
民謡も歌ってくれる
この日は、
何やらイベントが
お堀の周りに凄い人
テレビ中継まで
何があるんだろう?
お堀には
衣装をつけた人が
船に乗り込んでるし
なんとラッキーなことに
これは
日本三大船神事
「ホーランエンヤ 櫂伝馬踊り」
この神事、
本来ならば10年に一度
約100隻の船が豪華絢爛な
大船行列を繰り広げるもの。
だけど
今回は特別に
松江城が国宝になったこと
そして松江藩主・松平直政公の
没後350年を記念して
実施されたとのことでした
時間は50分回るのに掛かりますが
実は途中の停車場で乗り降り自由です。
乗り場がいくつかあるのです。
遊覧中、塩見縄手では
車が通らなければ
江戸時代そのままの佇まいを鑑賞できます。
ラフカディオ・ハーンの住居も
残っています。
自信をもってお勧めします。
松江に来たら
松江城より堀川遊覧船です