思いを断ち切ること | 1級フードアナリスト ユピロ菌の迷える子羊達へ

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悩んでいたときに救ってくれた言葉や料理をおすそ分け。仏教に自分で掛けた首輪は自分でしか外せないという言葉がある。悩みを解決してくれるのは宗教でも他人でもない。自分自身でしか解決できない。

以前に幻冬舎発刊

渡辺和子著「置かれた場所で咲きなさい」

という本を、このBlog↓で紹介しました。

http://ameblo.jp/yupirokin/entry-11637257407.html


 


実は同じ幻冬舎から

待望の第二弾が発刊されました。


 


内容的には

PHP文庫の中で渡辺和子さんが

書かれてきたことですが、

この幻冬舎のシリーズは

その要点を見易く、ショートに書き表している事が

ベストセラーにした理由だと思います。


 


本の名前は幻冬舎発刊 渡辺和子著

「面倒だから、しよう」@952+税


 


今日は、その中から

「傷ついた時こそ心を輝かせるチャンス」

という章を紹介したいと思います。

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修道女になってから五十年以上になりますが、

その間、傷ついたことも、心に痛みを覚えたことがない

といえば嘘になります。

よかれと思って、してあげたことに対して、「ありがとう」の

ひと言もないどころか、かえって悪者にされた時が、

何度あったことでしょう。

「飼犬に手をかまれた」思いも、一度ならず味わいました。

思い切り仕返しをしたいと思ったこともあります。

それをしないですんだのは、幼い時から、

相手のレベルに自分をさげてはいけないという

母の訓えのおかげであり、「許しなさい」という、

キリストの言葉でした。

仕返しをしたら、どんなにスッキリするだろうという

思いもありましたが、一方、したらしたで、今度は

相手を傷つけたことからくる心の痛みを、

味あわなければならなくなることを、

苦い経験から習いました。


 


自分の心の痛みを癒すためには、まずは、

「思いを断ち切ること」
が大切です。

いつまでも傷にこだわっていると、

その間は私は相手の支配下にあります。


人間ですから、きれいに断ち切ることは不可能です。

しかし許すことで、相手の束縛から自由になれるのです。

まだ若く洗礼を受けて間もない頃、ある方が教えてくださいました。

「あなたの心が痛みを感じるのは、茨の冠をかぶったイエスさまが、

身近においでになる証拠なのですよ。血が心から流れているとしたら、

それは、十字架上のイエスさまの傷の返り血だと思いなさい」

傷つけられる時にこそ、イエスさまは近くにいてくださる。

私の痛みと流す血は、イエスさまのおそばにいる証拠。

そう思う時、傷ついても痛んでもいいと思えるようになりました。


 



許さない間は相手の支配下にある。

自由になるために

「思いを断ち切ること」が大切。


仕返しは、自分のレベルを下げる愚かな行為。

相手を許すことは自分のためにもなる。



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