渡辺和子著「置かれた場所で咲きなさい」
という本を、このBlog↓で紹介しました。
http://ameblo.jp/yupirokin/entry-11637257407.html
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20131222/01/yupirokin/de/a3/j/t02200165_0800060012788028420.jpg?caw=800)
実は同じ幻冬舎から
待望の第二弾が発刊されました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20131222/01/yupirokin/ca/e4/j/t02200165_0800060012788028418.jpg?caw=800)
内容的には
PHP文庫の中で渡辺和子さんが
書かれてきたことですが、
この幻冬舎のシリーズは
その要点を見易く、ショートに書き表している事が
ベストセラーにした理由だと思います。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20131222/01/yupirokin/dd/da/j/t02200165_0800060012788028419.jpg?caw=800)
本の名前は幻冬舎発刊 渡辺和子著
「面倒だから、しよう」@952+税
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20131222/01/yupirokin/65/29/j/t02200165_0800060012788031608.jpg?caw=800)
今日は、その中から
「傷ついた時こそ心を輝かせるチャンス」
という章を紹介したいと思います。
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修道女になってから五十年以上になりますが、
その間、傷ついたことも、心に痛みを覚えたことがない
といえば嘘になります。
よかれと思って、してあげたことに対して、「ありがとう」の
ひと言もないどころか、かえって悪者にされた時が、
何度あったことでしょう。
「飼犬に手をかまれた」思いも、一度ならず味わいました。
思い切り仕返しをしたいと思ったこともあります。
それをしないですんだのは、幼い時から、
相手のレベルに自分をさげてはいけないという
母の訓えのおかげであり、「許しなさい」という、
キリストの言葉でした。
仕返しをしたら、どんなにスッキリするだろうという
思いもありましたが、一方、したらしたで、今度は
相手を傷つけたことからくる心の痛みを、
味あわなければならなくなることを、
苦い経験から習いました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20131218/06/yupirokin/c1/8f/j/t02200165_0800060012784167019.jpg?caw=800)
自分の心の痛みを癒すためには、まずは、
「思いを断ち切ること」が大切です。
いつまでも傷にこだわっていると、
その間は私は相手の支配下にあります。
人間ですから、きれいに断ち切ることは不可能です。
しかし許すことで、相手の束縛から自由になれるのです。
まだ若く洗礼を受けて間もない頃、ある方が教えてくださいました。
「あなたの心が痛みを感じるのは、茨の冠をかぶったイエスさまが、
身近においでになる証拠なのですよ。血が心から流れているとしたら、
それは、十字架上のイエスさまの傷の返り血だと思いなさい」
傷つけられる時にこそ、イエスさまは近くにいてくださる。
私の痛みと流す血は、イエスさまのおそばにいる証拠。
そう思う時、傷ついても痛んでもいいと思えるようになりました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20131218/06/yupirokin/34/8a/j/t02200165_0800060012784167021.jpg?caw=800)
許さない間は相手の支配下にある。
自由になるために
「思いを断ち切ること」が大切。
仕返しは、自分のレベルを下げる愚かな行為。
相手を許すことは自分のためにもなる。
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