「いだてん」素直に面白いと思う | yunnkji1789のブログ

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ヤフーニュースを見ると、こてんぱんに言われている。視聴率も悪くて、打ちきりもささやかれているらしい。
正直言うと「さもあらん」だ。
私も大河ドラマファンの一人だが。
こんなものが大河ファンに受け入れられる訳がない。
ただ、私は個人的に、素直にみていて「楽しい」と思う。
大河ドラマのテーマの一つは「埋もれた歴史、人物に目をつける」である。
記念すべき第一回は「花の生涯」。
主人公は、歴史上悪名高い「井伊直弼」だった。
私はみていないし原作も読んでいない。
しかし、窓際族から頭角を表し、激動の日本を正しい方向に導いた、稀代の政治家である。まさに大河ドラマの性格を表している。
メジャーな偉人を取り上げる場合も、視点を意外な人物に委ねる場合が多い。
龍馬伝は岩崎弥太郎の視点から、西郷どんは琉球民族である西郷菊次郎の描いていた。
「オリンピック」は良いとして「金栗四三」はないだろ、
せめて、初代JOC会長でまぼろしの東京オリンピックの招致を成功させながら時代に翻弄されて、夢半ばでこの世を去った「嘉納治五郎」なら兎も角。
「よりによってなにゆえ金栗四三」と思っていた。
しかし、金栗四三
今は「これ良いかも」
と思っている。
当時の日本の学生達のがむしゃらな雰囲気、一般庶民の無条件に未来を信じる底抜けの明るさ、
まさに国産みの日本の空気を上手に描いている。
当時の日本人は、純朴で、ガムシャラで、明るかった。私はみていると涙が出てくる。
多分このまま行けば視聴率はあがらない、しかし、私はこのままでいいと思う。NHKは、視聴率におもねる事なく、堂々と大河ドラマの真髄を見せて欲しい。