私は小学校を2回転校しています。3つの小学校に通いました。
初めての転校は海外の小学校から日本の小学校。小1の3月でした。
3月だったので小2の4月からということで3月に手続き?挨拶?に行ったら、今日からいいですよということで手ぶらで急に日本の学校に行くことになったのを今でも覚えています。
次は小5の夏、家を引っ越すことになり転校しました。
海外の小学校は誕生日とスタート年齢が違う(おそらく)ので3rdの途中までの2年半ちょっと(その前に英語が話せない子供が通うKinderに数か月通ってます)、その後、日本の小学校に3年半、卒業した小学校に1年半通いました。
その中で忘れられない小学校は、3年半通った日本の小学校です。
そこは1クラス20人程度で1学年2クラスの学校でした。
毎学期初めに、大量の転校生がきて、学期終わりに大量の生徒が転校していきます。
始業式、終了式には壇上に行列ができて転校の挨拶があります。
小5にもなれば、クラスの半分くらいが転校を経験しているようなそんな小学校でした。
帰国子女も各学年に何人もいて珍しくなかったです。
帰国子女受け入れ体制も万全だったと思います。
はじめは変なこともしたし、海外自慢みたいなこともしてしまっていましたが、いじめられることもなく、うまく日本に適応していけたのはこの学校のおかげだと思います。
そういう意味でも最高の学校でしたが、この学校の良さはそれだけではありません。
それは転勤族との出会いでした。
小学校を3つも通うと、普通は思い入れのある学校ってないと思います。
卒業した小学校は転校生も少なく、とても注目されました。そのせいでいじめの様なこともあったし、なにより1年半しかいなかったので6年間一緒にいるほかのクラスメイトの仲になじみ切れなかったという事もあり、小学校にも卒アルにも思い入れは全くありません。
(その後、私立の中学に行ったので実家のあるところに友達はいません)
そして、転校してしまった前の小学校の友達も普通は存在感が薄れていってしまうものですよね。結局、どちらの小学校も思いれがなくなっちゃうものですよね。
それが、その小学校は違いました。
あまりに転校生が多くいろんな子が自分も転校生だったり、その後転校する子が多くて、転校生同士でつながってたんですよね。
私も仲の良い子と数人とつながっていて、友達もその後転校しているので状況は同じでした。
その後、数少ない転居していない子が中心となって高校、大学時代は同窓会もありました。転校したのに呼んでもらえるって普通ないですよ。
小さい学校だったので、○年○組の同窓会ではなく、学年という括りで集まりました。
みんなのその後を聞くと、やはりみんな転居しまくってて、みんな根無し草でした。
転勤族の特徴だと思うんですが、みんなびっくりするくらいフットワークが軽く、また呼んでもらえる同窓会もないので色んなところから結構集まってきてました。
そこから、交流が復活したりして、本来なら幼馴染や思い出の小学校がないはずが、
3年半しか過ごしてないけど、私はその子たちを幼馴染だと思っているし、卒業後に訪れるなら絶対にその小学校です。
自分の中だけでなく、友達の中にも自分をクラスの一員に入れてもらえるというのは、結構うれしいものです。
幼稚園も年少さんしかいなかったから、きっと忘れ去られているし、私も記憶ないし
海外の小学校もきっと私の存在を覚えている人なんていないだろうし、
卒業した小学校も中学別だったのできっと誰も覚えてないと思う。
小さいころ、あの子とよく遊んだなと共通の思いでがある転勤族ってすごくラッキーだなと思っています。そして、やっぱり同じような経験をしているからかすごく馬が合いました。
今でも連絡を取り合っているし、相談に乗ってもらったりしています。
そういう意味であの小学校は私にとって忘れられない小学校です。
自分の子も転勤族なので、そういう素敵な出会いがある学校を探してあげられたらなぁと思うんだけど。
東京なら、どの学校も転校生が多いし帰国子女もいる
というざっくりした情報しか今のところ手に入らないんだよねぇ。
我が家は日本語に問題なく、英語維持もしないので、帰国子女がちょっといて転校生のめっちゃ多い学校が理想。
今年は頑張って情報収集です。