ひだまりと自愛に包まれて

今、ここに生きる。

 

 

 

自分を許し、癒し

ラクに生きるお手伝いをします。

 

 

 

今日もこのブログにお越しくださり

ありがとうございます。

 

 

 

心理カウンセラー

ゆみっち、こと林由美です。

 

 

 


林由美のプロフィールはこちらをクリック

心理カウンセラー
心屋入門認定講師

「エデンの森」認定講師

不安症とともに生きるボランティア団体「不安なハリネズミたち」代表
 

   


なんでも、お気軽にお問合せください。
>>>お問合せはこちら
 

 

 

 

 

親に言いたいことがあるのなら

言っていい。

 

 

 

 

どんなに、ひどい言葉でも

どんなに、荒々しい言葉でも

 

 

 

 

そんな怒りを

あなたが、ずっと秘めて

今までを、生きてきたのなら

 

 

 

 

その怒りを全て

親に言っていい。

 

 

 

 

それが

「親にしてあげること」

(親として成長させてあげること)

 

 

 

 

親として認めてあげることになる。

 

 

 

 

そんなふうに

私は思うのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

継続カウンセリングを行いました。

 

 

 

 

今回のクライエントさまは

過去に、何度か、継続カウンセリングを受けてくださっているYちゃん。

 

 

 

 

「もうあと一歩のような気がする」

「ここから先に行くには、ひとりでは限界がある」

 

 

 

 

そんな理由で

再度、継続カウンセリングを申込んでくださいました。

 

 

 

 

「もうあと一歩」

「ここから先は」

 

 

 

 

Yちゃんのこの言葉に

今のYちゃんの状況が見えるような気がしました。

 

 

 

 

そして

いざ、カウンセリングが始まると

 

 

 

 

今回のYちゃんの話す内容、様子は

過去のYちゃんとは、やはり全然違ってるのを、ひしひしと感じたのです。

 

 

 

 

カウンセリングをしていない期間も

Yちゃんが、ずっと自分と向き合おうとしてきた経緯が、手に取るようにわかりました。

 

 

 

 

そして

そのことを

 

 

 

 

「Yちゃんは、自分自身の変化を、自分で実感できてる?」

 

 

 

 

私が、そう確かめてみると

 

 

 

 

「私は、今、どんな気持ちなのか

私は、何に反応したのか

 

そんなことを、日常的に意識できるようになりました。

 

私は、これを言われたら、こんな気持ちになるんだ、

 

そんな、自分の心の反応も、

よく見えるようになりました。」

 

 

 

 

Yちゃんのこの返事に

 

 

 

 

私は、

Yちゃんの変化、すごい手応えを感じたのです。

 

 

 

 

そうだね。

本当に、「あと一歩」だね。

 

 

 

 

まさしく、「ここから先は」に、突入していく感じだよね。

 

 

 

 

そう言って、この日

何度めかの、継続カウンセリングが、再開されたのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Yちゃんは

最近、親御さんと大きな喧嘩をしたそうです。

 

 

 

 

その話をするときのYちゃんは

やはり、どこか、自分を責めているようでした。

 

 

 

 

私は、何度、親に同じことを言えば、気がすむのだろう。

親に何度も怒りをぶつけて、私はひどい子どもなのかも。

 

 

 

 

そんな、Yちゃんの声が聞こえてくるようでした。

 

 

 

 

(実際のYちゃんは、そんなことは言っていません)

 

 

 

 

そして

Yちゃんは、こんなことを言うのです。

 

 

 

 

「私の親は、未熟なんです。

 

私を育ててるときも、

自分の価値観ばかりを押し付けて

子育ての悩みなんか、これっぽっちもしていなくて

なのに、親っぽいことばかり、偉そうに言ってきて

 

私の親は、本当に、親として未熟なんです」

 

 

 

 

 

うんうん、そうなんだね。

それはつらかったね。

それは苦しかったよね。

 

 

 

 

だからね、Yちゃん

 

 

 

 

Yちゃんは、思いっきり

親に怒りをぶつけていいんだよ。

 

 

 

 

喧嘩をして、言いたいことを言って

親を怒らせていいんだよ。

親を傷つけていいんだよ。

 

 

 

 

そうやって

親を悩ませてあげなよ。

 

 

 

 

さっき

Yちゃんは言ったよね。

 

 

 

 

私の親は、子育てに悩んでない!って。

だから、未熟なんだ!って。

 

 

 

 

親は、子育てに悩んで悩んで、

そうやって、親になっていくのだとしたら。

 

 

 

 

親を悩ませてあげて。

 

 

 

 

そして

Yちゃんが、今のご両親を、親にしてあげて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このYちゃんとのやり取りだけで、

Yちゃんが、自分を責めている事実が見えてきます。

 

 

 

 

親のことを責めたいけど、責めきれない(罪悪感で)

自分のことを責めたくないけど、責めてしまう(罪悪感で)

 

 

 

 

これを

同時にやってしまっているのが、よくわかります。

 

 

 

 

だけど

心の中の感情は、騙しきれないので

ふとした瞬間に、爆発してしまう。

 

 

 

 

それでいいのです。

 

 

 

 

爆発させてあげてほしいのです。

 

 

 

 

それをすることが

Yちゃんの心の歩みにも、親としての歩みにも、つながる可能性を大きく秘めているのだから。

 

 

 

 

親が未熟だからこそ

今こそ、怒りをぶつけて、喧嘩をして、親を悩ませてあげる。

 

 

 

 

親が未熟だからこそ

今こそ、子ども時代に言えなかったことを、言ってあげる。

 

 

 

 

 

 

 

 

Yちゃんが

ポツリと言いました。

 

 

 

 

「そのあと、私が傷つくのが怖いのかもしれません。

 

わかってほしくて

謝ってほしくて

 

だから、必死で言ってるのに、

だから、猛烈に怒ってるのに、

 

だけど、

どんなに言っても

どんなに怒っても

 

親に、わかってもらえないことが、

親に、伝わらないことが、

 

 

怖いのかもしれません。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうだね。

 

 

 

 

それが怖いから

言えなくなるし、言わなくなるんだよね。

 

 

 

 

自分の中の、本当の怖さを見ようとせずに

 

 

 

 

親に悪いから

親がかわいそうだから

親を傷つけたくないから

 

 

 

 

そんな理由にすり替えて、言わなくなる。

 

 

 

 

だけど

今、Yちゃんは、自分の怖さに気づいたんだよ。

 

 

 

 

私は、

 

親にわかってもらえないこと、

親に伝わらないこと、

 

それが怖いんだ、

それが寂しいんだ、

 

だから、言うのが、怖くなってたんだ。言えないんだ。

 

 

 

 

今、そう気づいた。

 

 

 

 

その気づきは、大きい。

それだけで、素晴らしい。

 

 

 

 

だから

今は、それでいいよ。その気づきだけでいい。

 

 

 

 

次の一歩は

また、自然と目の前に現れてくるから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私も

5〜6年前

 

 

 

 

もうすぐ80歳になろうとしている母に

胃がんの手術をして、衰弱している母に

 

 

 

 

猛烈な怒りをぶつけたことがあったんですね。

 

 

 

 

私が、こんな人生になってしまったのは

母の呪文のせい!母の呪縛のせい!

 

 

 

 

自分の(母の)人生の責任を

娘に(私に)背負わせて、私がどんなに苦しかったか!

 

 

 

 

幼少の頃から、いつも母の幸せしか考えてこなかったこと、

私が何度も死のうとしたこと、

誰とも家族を作れなかったこと、

 

 

 

 

そんなことを

ごちゃ混ぜにして

 

 

 

 

絶えず、母に、周囲に、怒りをぶつけてた時期がありました。

 

 

 

 

母も母で

しおらしく「母ちゃんが悪かった」なんて言う人でもなく

 

 

 

 

母ちゃんだって、こんなに苦しかったんだよ!

母ちゃんだって、こんなに子どものことを思ってたんだよ!

母ちゃんだって、

母ちゃんだって、

 

 

 

 

顔を合わせると

 

 

 

 

私はね!

母ちゃんだって!

 

 

 

 

この応酬ばかりしていました(笑笑

 

 

 

 

そのときにね

 

 

 

 

「もう、これっきりにする!

もう、断絶でいい!」

 

 

 

 

そう言って

 

 

 

 

今度会うときは

どちらかが、棺桶に入ったときだ!

 

 

 

 

そんな決心をしたこともあります。

 

 

 

 

過去に、そんなブログを書いてる(笑笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当時は

母のことも当然、責めてたし

その片方で、自分のことも、ムチャクチャ責めてたんですよね。

 

 

 

 

今になれば

よくわかります。

 

 

 

 

自分責めは、相手責め。

相手責めは、自分責め。

 

 

 

 

だから

自分を責めずに、相手を責められるようになれば、いいのだけど。

 

 

 

 

(罪悪感なく

言いたいことを言えるようになれれば、いいのだけど。)

 

 

 

 

だけど

かつて、反抗期をやりきれていない私たちは

相手を責めるのが、すごく下手なのです。

 

 

 

 

相手を責めると、どうしても、湧き上がる罪悪感で

自分のことを責めちゃうんですね。

 

 

 

 

それを、うまく反抗できるように練習するのが、

反抗期のひとつのメリットだと思ってるのだけど

 

 

 

 

だけど、私たちは

その反抗期をやってないから、下手なまんまで。

 

 

 

 

子どもは成長する過程で

 

 

 

 

親を、周囲を、世間を

批判し、怒り、物申す時期が、絶対に必要なんですね。

 

 

 

 

そうやって

 

 

 

 

親に、周囲に、世間に

批判し、怒り、物申すことで

 

 

 

 

親の価値観

周囲の目、評価

世間の常識

 

 

 

 

そんなものを、取っ払っていけるのです。

 

 

 

 

そして、そこから

自分のアイデンティティが、芽生え始める。

 

 

 

 

私の好き

私の嫌い

私らしさ

私の安心

私の居心地

 

 

 

 

それら

自分の生きる土台が、出来上がっていくのです。

 

 

 

 

だから

 

 

 

 

怒りをぶつけるのは、大事。

喧嘩するのは、素晴らしい。

 

 

 

 

なのだけど

 

 

 

 

怒りをぶつけて

喧嘩をして

 

 

 

 

そのうえで

自分を責めずにいるには

どうしたらいい?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

親を困らせてあげて。

親を悩ませてあげて。

 

 

 

 

そうすることで

親を、親にしてあげて。

 

 

 

 

私もね

5〜6年前

 

 

もうすぐ80歳になろうとしている母に

胃がんの手術をして、衰弱している母に

 

 

猛烈な怒りをぶつけたことがあったんですね。

 

 

 

 

 

このときに

私の背中を押してくれたのは

 

 

 

 

「棺桶に入るまでは、この人は、私の母ちゃんなのだから

母ちゃんを、母ちゃんに、させてあげよう」

 

 

 

 

そんな思いでした。

 

 

 

 

(今は、棺桶に入ったあとでも(死んだあとでも)

親にさせてあげることはできると思っています。)

 

 

 

 

怒りをぶつけて

悩ませて

泣かせて

 

 

 

 

そんな親の苦悩を、

親に、ぜひ、感じさせてあげよう。

 

 

 

 

子どもの苦しさを知った方が

子どもの悲しみを知った方が

 

 

 

 

親としては、いいことなんじゃない?

 

 

 

 

親の醍醐味、なんじゃない?

 

 

 

 

そう思えたんです。

 

 

 

 

そして

これは、決して、そうすることで

 

 

 

 

親がわかってくれる

親が謝ってくれる

親が知ってくれる

 

 

 

 

そんな結果は関係ありません。

そんな相手側のことは、関係ないのです。

 

 

 

 

自分が罪悪感を持たずに、

親に自分の気持ちを伝えられるための、テクニック。

 

 

 

 

このテクニックを使って

もし、罪悪感が少しでも、薄らいだなら

 

 

 

 

そして、

喧嘩できたなら、

怒りをぶつけられたなら

 

 

 

 

それが、ゴールであり

自分のアイデンティティの始まりでもある。

 

 

 

 

そして、さらに、

面白いことに

 

 

 

 

そのあと、親が変化していくということは、

 

 

 

 

実は、よくあることなのです。

 

 

 

 

こちらが、自分の言いたいことを言うだけで満足し

親の変化など、望まなくなったときに

 

 

 

 

親が変化し始める。

 

 

 

 

これも

心理の世界では、きちんと理屈の通る、あるある話なのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

怒りの下には

あなたの本当に言いたいこと、わかってほしいことが、詰まっています。

 

 

 

 

だけど

その、詰まっているところに到達するためには

怒りを出すことは、必須です。

 

 

 

 

この、私の抱えてる怒りは

親を傷つける

私も傷つける

 

 

 

 

のではなく

 

 

 

 

この、私の抱えてる怒りは

親も育ててくれる

私も育ててくれる

 

 

 

 

そう思えますように。

 

 

 

 

親を悩ませることも

親を傷つけることも

 

 

 

 

怖れないでほしいのです。

 

 

 

 

もっと言えば

 

 

 

 

自分を傷つけることも

自分を怖いめにあわせることも

 

 

 

 

怖れないでほしいのです。

 

 

 

 

Yちゃん

また、しばらくお付き合いできることを

私はすごく嬉しいし、光栄に感じています。

 

 

 

 

一緒に、

「もう一歩」「ここから先」に、歩んでいこうね。

 

 

 

 

ゆみっち、こと林由美でした。

 

 

 

 

〜⚪︎〜⚪︎〜⚪︎〜⚪︎〜⚪︎〜

 

 

私の初めての書籍が

Amazonで販売中!

 

(電子書籍ではなく、ペーパー書籍です。)

 

タイトル

「安心な子宮から出た、不安な私」

 

(下記をクリックで、購入ページへとびます。)

 

https://www.amazon.co.jp/dp/B0CLG4ZHQT

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

下手くそなままインスタ始めました。

よければ、フォローを♡

↓↓↓↓↓

 

 

 

 

ゆみっち公式メルマガ

ニックネームでも登録OK♡

↓↓↓↓↓

 

 

 

 

7日間無料メール講座

「どこにいても安心できない」あなたへ

それは、あなたの大切なカケラを落としてきたから、かもしれません。

↓↓↓↓↓


 

 

 

 

不安でたまらない日

眠れない夜

自分はひとりぼっちだと感じてしまう時

 

この公式LINEに

気持ちを書き留めてみてください。

 

 

↓ポチッ↓

ID検索は@672laswm

 

 

私は全てに目を通します。
必ず返信をするとは限りません。

ただ書き留めるだけでも気持ちが和らぎます。

 

※LINE@に頂いたメッセージやご相談やご質問は、承諾なくブログなどに掲載する場合がありますので、ご注意ください。
(掲載の際、フェイクを入れたり匿名にするなど、個人を特定されないように配慮します)

 

 

 

 

 

 

旦那さんが主宰している

不登校・ひきこもり支援団体フリースクール阿波風月庵のHPです。

↓↓↓