ひだまりと自愛に包まれて

今、ここに生きる。

 

 

 

自分を許し、癒し

ラクに生きるお手伝いをします。

 

 

 

今日もこのブログにお越しくださり

ありがとうございます。

 

 

 

心理カウンセラー

ゆみっち、こと林由美です。

 

 


林由美のプロフィールはこちらをクリック

心理カウンセラー
心屋入門認定講師

「エデンの森」認定講師

不安症とともに生きるボランティア団体「不安なハリネズミたち」代表
 

   


なんでも、お気軽にお問合せください。
>>>お問合せはこちら
 

 

 

 

ある映画を見ました。

 

 

 

その映画の中で

視覚障害者の女性が、自分の彼に(健常者)向かって

 

 

 

「あなたのその行動が

私を傷つけてるのが、わからないの?」

 

 

 

泣きながら、そう叫ぶ場面がありました。

 

 

 

私は

そのセリフを聞いて、ハッとしました。

 

 

 

私も、同じことをしてる。

 

 

 

そう思ったのです。

 

 

 

 

 

 

その彼は

視覚障害者である彼女を、好きで好きで、

 

 

 

もうその人なしでは生きていけないほど

本当に愛していました。

 

 

 

そんな大好きな彼女が

視覚障害であるがゆえ、通勤途中で事故に遭ってしまうのです。

 

 

 

白状をついて歩道を歩いてたのにも関わらず

猛進してきた自転車が彼女にぶつかり、彼女は怪我をしてしまいます。

 

 

 

幸い、彼女の怪我も大事には至らずに、回復して会社にも復帰するのですが

 

 

 

そのことに心を痛めた彼は

彼女のことを見守るべく、

 

 

 

彼女の通勤に

こっそり、後をついて行くようになります。

 

 

 

彼女にはバレないように

距離をとりながら、ずっと後を追っていく。

 

 

 

それは、まさしく

ストーカーのように。

 

 

 

 

 

 

だけど

それも彼女の知るところとなります。

 

 

 

その頃の彼は

自分の仕事も休むようになります。(彼女について行くために)

 

 

 

彼女のことを心配するがあまりに

彼女の行動にも、いちいち口を挟むようになっていったのでは?

 

 

 

そんなことも想像させます。

 

 

 

そして、ある日

雨の中を彼女が通勤している途中で

またしても、自転車が急に飛び出してきて、彼女にぶつかりそうになり

 

 

 

彼女は土砂降りの中

道路に座り込んでしまいます。

 

 

 

すぐに駆け寄ってくる彼

 

 

 

でも

声もかけることができずに、ずっと横で立ちすくんでいる彼に

 

 

 

「そこにいるんでしょ!

そこにいるのは、わかってる!

 

あなたのその行動が

私を傷つけてるのが、わからないの?」

 

 

 

彼女は、泣きながら

大声で叫ぶのです。

 

 

 

そして

 

 

 

やがて

彼女は、彼に別れを告げます。

 

 

 

 

 

 

私の旦那さんは

私と、すごく歳の差があって

 

 

 

世間で言うところの

「高齢者」「おじいちゃん」の部類に入ります。

 

 

 

それでも

再婚した当初は、まだまだ壮年期だったので

 

 

 

テキパキと動くし

頭も聡明だし

体力だって、私よりもあるし

 

 

 

(今も、私よりは体力があって、元気な気がする。)

 

 

 

車の運転をしながら

携帯のメールをガンガンに打つなど

 

 

 

(これは違反なので、絶対にしてはいけません笑)

 

 

 

あれをしながら、これもする、みたいな

二つのことを同時並行でできる器用さや、

 

 

 

咄嗟の判断ができる俊敏さや

サッと動ける機敏さもかなりあって

 

 

 

正直、

年齢差を感じたことはなかったのだけれど

 

 

 

(支援のことや、生き方、在り方のことなどは、今も聡明)

 

 

ここ2〜3年で

急激に、年老いてきた感があるのです。

 

 

 

(それでも、世間の同年代よりは、まだまだ動いています。

今も、朝から夜まで、ずっと動きっぱなしです笑)

 

 

 

たとえば

 

・二つのことが同時にできない

・自分のスケジュールをつい忘れる

・車の運転もしづらい(白内障で)

・うっかりミスが出てきた

・あれをして、これをする、みたいな段取りが下手くそになってきた

 

 

 

あれ?

 

 

 

書いてて気づきましたが

上記で書いた中で、運転以外は、私も同じだったわ!

 

 

 

人のことは言えない

((((;゚Д゚)))))))

 

 

 

まあ、私のことはさておき

 

 

 

こんな感じのことが

旦那さんに増えてきて

 

 

 

ここ数年の私は

それこそ、さっきの彼のように

 

 

 

旦那さんに付きまとい

(私が運転手になろうとする)

 

 

 

旦那さんのスケジュールを把握しようとし

(いちいち旦那さんの行動を聞く)

 

 

 

旦那さんの行動に口を挟み

(そんなことしたら、体に堪えるから止めて!と言う)

 

 

 

旦那さんがやってることに注意を払い

(怪我しないよう、事故にならないよう、寝込まないよう)

 

 

 

まあ、旦那さんの毎日を、見張る見張る見張る。

 

 

 

でね

言われたのです。

 

 

 

「由美さんは、僕を差別してるよ。

僕を、高齢者差別してる。

 

あれもするな、これもするな、

あれもできない、これもできない、

 

僕も、そのたびに、傷ついてるんだよ」

 

 

 

これを言われたのは

一ヶ月ぐらい前。

 

 

 

それを言われたときは

私の言い訳が、私の脳内をグルグルして

 

 

 

・だって、怪我したら困るじゃない

・だって、何かあったらどうするの?

・これも、あなたのことを思ってのことでしょ!

 

 

 

だけど

心は痛くて痛くて、

 

 

 

「きっと、そうなんだろうなぁ。

私は、旦那さんを高齢者差別をしてるんだろうなぁ」

 

 

 

しかし

 

 

 

頭では理解できてても

心は追いついてこなくて。

 

 

 

だって、だって、だって

 

 

 

が、リフレインするのです。

 

 

 

私だって、こんなに心配してるんだもん。

私だって、こんな余計な心配をしたくないよ。

 

 

 

私だって

私だって

私だって

 

 

 

そんなリフレインが

まだ残っているときに、

 

 

 

この映画を見たわけなのです。

 

 

 

 

 

 

障害のある二人の兄を持つ私にとって

「差別」という言葉は、大っ嫌いなのです。

 

 

 

そして

「差別する」という言葉には

 

 

 

見下げる、とか

侮辱する、とか

バカにする、とか

 

 

 

とにかく、

相手を下に置く、というニュアンスが感じられて

 

 

 

もう、大嫌い。

 

 

 

だけど

今回、改めて思うのです。

 

 

 

これもできない

あれも危ない

私がやってあげた方がいい

あなた一人では無理

 

 

 

これも

立派な「差別」だな〜って。

 

 

 

バカにする気持ち、がなくとも

見下げる気持ち、がなくとも

 

 

 

心配が高じてしまう気持ちも、差別につながるなぁ、って。

 

 

 

相手に、その烙印を押す行為は

それは差別だなぁ、って。

 

 

 

そう腑に落ちたのです。

 

 


愛するがゆえに

大事に思うがゆえに

 

 

 

生じる「差別」もあり

相手を傷つけることも、ある。

 

 

 

 

 

 

 

そして

このような「差別」「傷つける行為」は

私たちの日常に転がっています。

 

 

 

決して

障がい者の世界だけの話じゃないのです。

 

 

 

子育てをしている親御さんにも

介護をしているご家族の方にも

 

 

 

普通にサラリーマンをしている世界でも

教職員の人も

医療職の人も

もちろん福祉職の人も

 

 

 

誰もが経験し、誰もが抱え持っていて

日常的に、そこらへんに溢れてる。

 

 

これもできない

あれも危ない

私がやってあげた方がいい

あなた一人では無理

 

 

その、一つ一つに、気づいていけたら。

 

 

 

 

 

 

 

きっと、これからも

私は、旦那さんを、つい見張ってしまうのでしょうね(笑

 

 

 

おそらく

同じことを繰り返してしまう。

 

 

 

それが人間というもの。(開き直り?笑)

 

 

 

だけど

今回、自分の行為に気づけてよかったと思っています。

 

 

 

そして、これからも

どんどん気づいていきたいのです。

 

 

 

・もしかして相手を傷つけたかも?

・これって、相手に、できない烙印を押してることかも?

・私の心配を、私が抱えきれないだけかも?

 

 

 

結局は

私は、私のために、相手を心配してただけ、なのです。

 

 

 

私は

不安になりたくなかった、だけ。

 

 

 

私の不安を、少しでも減らすために

相手の行動に制限をかけていただけ。

 

 

 

もちろん

そこに、相手への愛もある。

 

 

 

それは間違いない。

 

 

 

相手と、少しでも長く、少しでも元気で

一緒に暮らしたいと願うから、だから、心配をするし

 

 

 

だからこそ

それを奪われる不安を、少しでも払拭したかったのです。

 

 

 

 

 

 

だけど

「不安」以上に、私が嫌なのは。

 

 

 

 

 

 

 

・相手を傷つけること

・相手に嫌な思いをさせること

 

 

 

であり

 

 

 

相手を傷つけてまで

私は、私の不安を拭おうとしてたんだ、ということに

 

 

 

今回気づけたのです。

 

 

 

それって、私の優先順位が違ってない?

 

 

 

私が、一番やりたくないこと、

私が、一番望まないこと、

 

 

 

それは何?

 

 

 

それに気づいていく。

それを再確認していく。

 

 

 

それは、たぶん

「自分の不安を払拭すること」よりも

「相手とともに笑顔でいること」

 

 

 

それに気づいていくだけで

私の行動に変化が生まれずはずなのです。

 

 

 

ゆみっち、こと林由美でした。

 

 

 

虹 虹 虹 虹 虹

 

 

 

私の初めての書籍が

Amazonで販売中!

 

(電子書籍ではなく、ペーパー書籍です。)

 

タイトル

「安心な子宮から出た、不安な私」

 

(下記をクリックで、購入ページへとびます。)

 

https://www.amazon.co.jp/dp/B0CLG4ZHQT

 

 

 

 

 

 


現在、ご提供中のメニュー気づき


まじかるクラウン個人カウンセリング
★お申込みはこちら

まじかるクラウン自あい他あい講座(マンツーマン&コーチング)
>>詳細はこちら
★お申込みはこちら

まじかるクラウンいっぺん死んでみるWS(マンツーマン)
>>詳細はこちら
★お申込みはこちら

まじかるクラウン心屋入門講座(マンツーマン)
>>詳細はこちら
★お申込みはこちら

まじかるクラウンヒミツのお茶会〜ふたりだけでお話ししましょ〜
>>詳細はこちら
★お申込みはこちら

まじかるクラウンそのほか、なんでもお問い合わせください
>>お問い合わせはこちら

 

 

 

 

不安でたまらない日

眠れない夜

自分はひとりぼっちだと感じてしまう時

 

この公式LINEに

気持ちを書き留めてみてください。

 

 

↓ポチッ↓

ID検索は@672laswm

 

 

私は全てに目を通します。
必ず返信をするとは限りません。

ただ書き留めるだけでも気持ちが和らぎます。

 

※LINE@に頂いたメッセージやご相談やご質問は、承諾なくブログなどに掲載する場合がありますので、ご注意ください。
(掲載の際、フェイクを入れたり匿名にするなど、個人を特定されないように配慮します)

 

 

 

旦那さんが主宰している

不登校・ひきこもり支援団体フリースクール阿波風月庵のHPです。

↓↓↓