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家族性膵臓疾患について
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銀座みやこクリニック濱元院長のブログです
https://ameblo.jp/ginza-miyako/entry-12847018244.html
ここでは母とクマさんが受けた免疫療法についてと個人的な効果の感想を綴りたいと思います。
治療を受けたクリニック
国内初の癌免疫クリニックですね。
二人が受けたのは樹状細胞療法とアルファベータT細胞療法です。簡単に説明すると樹状細胞は癌細胞を検知するとT細胞に癌細胞攻撃の指令を出します。指令を受けたT細胞が癌細胞を攻撃!
どちらの細胞も患者自身から取り出して培養して増やし体内に戻します。
詳細はクリニックのサイトをご覧ください。
クマさんは前にも記載しましたが、T細胞が平均以下で少なくなっていました。しばらく治療した後再検査したら確実に数は増えていました。
まず母について
2009年膵臓癌ステージ2b 膵尾部
手術時の生検により第一リンパ節転移あり
手術後、ゲムシタビンの再発予防の為の抗がん剤半年実施、上記の免疫療法を1年実施しその後再発せず完治
クマさん
2020年2月膵臓癌ステージ3 膵尾部 7センチもの大きな腫瘍 また100人に1人程の珍しい膵臓癌。(退形成性膵癌)
同月手術するも肝臓転移、腹膜播種ありインオペ
ステージ4
2020年3月アブゲム開始
4月 癌の大きさ10センチに増悪
アルファベータT細胞療法開始(ここから月に1回2021年8月まで)
6月 樹状細胞療法開始(2021年1月まで12回実施)
7月 肝臓転移消失、以後肝臓への転移なし
癌の大きさ7センチへ縮小
以降、抗がん剤の耐性が出来るまで原発の癌のサイズは7センチをキープ、新たな転移はなし、腹膜播種も腸閉塞など影響を与えるような極端な増悪、影響はなし。
ステージ2で手術されても再発される方をブログ上で見かける中、母においては免疫療法は再発癌細胞になる前の小さな芽を摘む事が出来ていたのではないかと信じている
クマさんにおいては癌の性質、大きさとパワーから正直3ヶ月ぐらいで亡くなってしまってもおかしくはなかったのではないか、特に10センチに増大した時そう思った。でも免疫療法の治療開始してその効果からか肝臓転移が消え、7センチに縮小、以後キープ、その他の転移もなく腹膜播種も暴れず1年半闘病出来たのは効果があったと信じています。
そしてクマさん、抗がん剤の重篤な副作用に悩まされることがなかったのも免疫効果だったのかな?とも思います。(クマさんの体質かもしれませんが…)味覚障害、吐き気、下痢、便秘一切なし。
免疫療法で癌細胞を完全に死滅させることは出来ないかもしれないけど、抗がん剤との併用で相乗効果が生まれるのではないか、再発予防とかには効果あるのではないかなと個人的には感じています。
関心のある方の参考になれば幸いです
久しぶりにクリニックのサイトを見たらクマさんの治療法が進化してました!
医療は日々進化していきますね!
因みに、治療費も上がっていました😅
こんなところにもインフレの影響か…😫
沢山の人が当たり前に治療を受けられるようになりますように!
そして自分の経験から、その時に自分達が選択出来る、可能な限りの治療を最大限行い、やり切った、闘い抜いたと思えるかどうかが大切ではないかと思います。お金をかければいいというものでもないと思います。
後悔のないよう、闘って勝ち抜いてください!