堪え難きを堪え、忍び難きを忍び2 | 【ゆめたか大家】ゆめたか大家の本文ブログ

【ゆめたか大家】ゆめたか大家の本文ブログ

住宅ローンで10連敗した我が家ですが、融資を受けて築古木造物件買い進めて、10年で富裕層と呼ばれるまでになりました。私の「今までの道のり」と「10周年記念出版」は以下です。(訪問者プレゼントもあります)http://bit.ly/yumetaka-history

堪え難きを堪え、忍び難きを忍び2


☆20124日発行

―――――――――――――――――――――――


こんにちは!「ゆめたか大家」と申します。



私が始めて購入した物件の


買い付け・融資・契約・物件引き渡し・初期管理


をまとめた


「不動産取得編」はこちらです。


https://mailzou.com/get.php?R=56107&M=25048



ゆめたか大家の「今までの道のり」および


バックナンバーのまとめはこちらです。


http://bit.ly/yumetaka-history



ゆめたか大家は


経理・会計・税金ブログランキングに参加しています。


http://bit.ly/yumetaka-ranking


―――――――――――――――――――――――

本文

―――――――――――――――――――――――


前回は、


「スクラップ&ビルドハラスメント」を受けて


堪え難きを堪え、忍び難きを忍んだ事を書きましたが


今回は、もう1例


私の経験を書いてみたいと思います。



私がある築古戸建を購入した時の事です。



その頃の私はもう、ある程度経験を積んできて


・どのような物件を購入して


・どのようにリフォームを行って


・どのように募集をすればよいか


をわかってきていました。



そしてスーモ、ホームズ、アットホームにて


最寄り駅で検索して


上位表示をしていた不動産に


賃貸募集をお願いしました。



そしてリフォームが終了した当日に


不動産屋に来てもらい


最終的な確認をした上で写真を撮ってもらい


ポータルサイトに掲載してもらうという事で


話がまとまっていました。



ゆめたか大家


「一応、募集を開始していただけるように


 リフォームをしたつもりなのですが


 地域の賃貸ニーズを踏まえて


 アドバイスをいただないでしょうか。」



不動産屋


「そうだね~。」



すると不動産屋は


「ここは不十分」、「あそこはこうしろ」


「これではイマイチというか残念」などと言い出し


上から目線の高慢な講義が延々と続いたのでした。



この話の内容自体は


それなりに勉強になるものでしたが


この不動産屋は新築と築古を混同していました。


(おそらく意図的にそうしたのだと思います。)



そして私は不動産屋より


推定50万円の追加・補正リフォームを


言い渡されたのでした。



ゆめたか大家


「この度はお時間を取らせてしまい


 大変申し訳ありませんでした。


 リフォームする前にご相談すれば良かったです。」



不動産屋


「ま、リフォームが終わったら


 また連絡して下さい。」



不動産屋は


写真も撮らずに、帰ってしまったのでした。



しかし私の経験からして


そのようなリフォームは必要ないのでした。



私は考えに考え、悩みに悩み抜きました。



そしてこの不動産屋は


「広告費を、修繕費を、さもなくば死(解体)を。」


という


「スクラップ&ビルド」教の使徒であるため


必要のない多額のリフォームを


要求してきたのだろうと思いました。



しかしこの不動産屋は


追加リフォームをしないと


入居者募集をしてくれないのです。



そこで私は、追加リフォームなしで


入居者募集を開始するべく別の不動産屋を探し


最初の不動産屋にその旨の連絡を入れました。



ゆめたか大家


今回は古い物件のため


 入居者探しが難航すると思われますので


 別の不動産屋にもお願いしてよろしいでしょうか。」



不動産屋


「だったら、うちでは募集しません。


 今までの書類は廃棄します。」



このようにして


私は物件と一緒に「捨てられた」のでした。



これが築古物件における


リフォームや賃貸募集の現実です。



「MASTに賃貸募集をお願いするには


 積水ハウスで物件を新築することが


 MUSTなのだろうか。」



しかし築古物件派の大家は


このような事を考えて愚痴を言う暇があったら


次の行動に移らなくてはいけません。



そこで私は、その日のうちに


別の不動産屋にお願いに行きました。



ゆめたか大家


「前の不動産屋にボロクソ言われたのですが


 いかがなものでしょうか。」



不動産屋


「古さはありますが、これなら行けると思います。」



そして写真を撮ってもらい


入居者募集を開始していただいたのでした。



そして待つ事、3週間。


1人目の内見希望者が現れました。



私はその時間に合わせて貸家に行き


自分でも物件の説明をしました。



内見者さんは、貸家をとても気に入ってくれて


入居を希望されました。



しかしその時、不動産屋の一言に


私は凍りついたのでした。



不動産屋


「他のお部屋は、ご覧にならなくていいんですか?」



(ゆめたか大家の魂の叫び)


「あのねえ!この内見者さんは


 この貸家(ハウス)が


 「ピタッと来た」と言ってるの!


 それなのに「他のお部屋」を紹介?


 それが「ピタットハウス」のする事なの?


 広告費が家賃1か月分じゃ足りないって事?」



内見者さんと不動産屋の2人なら


「他のお部屋は、ご覧にならなくていいんですか?」


という話が出るのはわかります。



しかし今回は、大家である私がその場にいたのです。



それなのに、不動産屋は


「他のお部屋は、ご覧にならなくていいんですか?」


と話を振ったのです。



この一言は私にとって


「敵は本能寺にあり!」


と同じ意味合いを持ちます。



誰が敵で、誰が味方なのか


私は本当にわからなくなったのでした



またこの時、私は


広告費は家賃1か月分でお願いしていたのですが


「この地域には


 もっと広告費を出している大家がいる!」


という事察知したのでした。



この不動産屋は


追加リフォームは要求してきませんでしたが


それでもやはり


広告費を、修繕費を、さもなくば死(解体を。」


という


「スクラップ&ビルド」教の使徒だったのでした。



この物件についても、私は


堪え難きを堪え、忍び難きを忍び


敵を愛し、敵を許し、敵から学ぶことにより


入居申し込みまで持って行ったのでした。



ここで私の経験より


皆様に教訓をお伝えしようと思います。



「築古物件派の大家は


 不動産屋は全て敵であると仮定した上で


 考えて行動しなくてはならない。」



今回は


「堪え難きを堪え、忍び難きを忍び2」


として、私が経験した


「スクラップ&ビルハラスメント」


について書きました。



次回はこの点について


他の大家さんのご経験と合わせて


私の考えをお伝えしようと思います。