第250号 小規模企業共済は本当にお得? | 【ゆめたか大家】ゆめたか大家の本文ブログ

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■第250号 小規模企業共済は本当にお得?

☆2014年11月26日発行
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こんにちは!「ゆめたか大家」と申します。

今回は「レーザーブレード3連発」をお送りし

「神様さん!いつも、ありがとうございます!」と言いました。

詳しくは「永遠の名曲シリーズ」と「編集後記」で♪


「収入-経費=所得」であり

確定申告のためには「所得」を計算しますが

不動産の「収入」についてまとめた

「収支管理・確定申告編3」はこちらです!

⇒ http://bit.ly/yumetaka-tax_return3

不動産の「経費」についてまとめた

「収支管理・確定申告編4」はこちらです!

⇒ http://bit.ly/yumetaka-tax_return4


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バックナンバーのまとめはこちらです!

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■本文
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私は「収支管理・確定申告編」にて

「個人」の「業務的規模(5棟10室未満)」の

不動産所得の税務と節税について連載を行ないました。


そしてそれらのバックナンバーを

以下のようにまとめて公開しました。


「収支管理・確定申告編1」(確定申告の基礎)

⇒ http://bit.ly/yumetaka-tax_return1


「収支管理・確定申告編2」(不動産購入時の税務)

⇒ http://bit.ly/yumetaka-tax_return2


「収支管理・確定申告編3」(不動産の収入について)

⇒ http://bit.ly/yumetaka-tax_return3


「収支管理・確定申告編4」(不動産の経費について)

⇒ http://bit.ly/yumetaka-tax_return4


以上をお読みいただければ

「個人」の「業務的規模(5棟10室未満)」の

不動産の税務について、かなり詳しくなれると思います。


しかし「事業的規模(5棟10室以上)」であれば

節税について、さらに有利になるのでした。


そして「事業的規模」になると使える節税手法の1つに

「小規模企業共済」があります。

http://www.43up.jp/blog/shikatani/2007/01/post_13.html


今回はこの

「小規模企業共済」について考えてみました。


「小規模企業共済」

を利用した節税手法は、以下の通りです。

http://setsuzeiooya.com/2010/07/post-34.html


・小規模企業共済に入る。

・中小企業基盤整備機構に毎月お金を払う。

・この掛け金は全額経費にできるので

 毎月5万円を払っても

 所得税20%、住民税10%であれば

 実質的には毎月5万×70%=35000円の出費。

 1年では35000円×12ヶ月=42万円の出費。

 20年では42万×20年=840万円の出費。

・ところが事業をやめる時は

 払った掛け金が全額戻ってくる。

 20年であれば5万×12ヶ月×20年=1200万円

 が戻ってくる。

・840万円を払って1200万円戻ってくるのだから

 840万円が43%増えて戻ってくる事になる。

 だから大変お得。


以上のように説明されています。


(小規模企業共済の運用がうまく行けば

 1200万円以上のお金が受け取れるのですが

 当てになりませんので、運用は考えない事にします。)


この制度はたしかにお得なのですが

改めて計算しているうちに

「そうでもないかな?」と思うようになりました。


以下のサイトで計算してみたのですが

毎月35000円を積み立てた場合

年利3.4%で20年複利運用すると

最終的には1200万円を受け取れるのです。

払い込むのは20年間で840万円なのは同じです。

https://www.rakuten-sec.co.jp/web/fund/saving/simulation/


年利3.4%くらいなら、投資信託でもあります。

だから積み立て型の投資信託に

毎月35000円を支払い

年利3.4%で複利運用してもらえれば

20年後には1200万円を受け取れるのです。


似たような金融商品で

毎月積み立て型の生命保険もあり

こちらは利率が落ちますが

これは生命保険なので

払い込んでいる最中に死亡してしまった場合に

多額の保険金を受け取れます。


だから「小規模企業共済ってどうなのかな?」

と思ったのです。


また小規模企業共済に入る人は

多額の現金を持っている人だと思います。


「土地値アパート投資法」にて

840万円を一括で支払って不動産を買い

表面利回りが10%なら1年で84万円の収入です。

すると10年840万、20年で1680万円の収入です。

経費と空室で40%かかっても1000万円の所得で

所得税20%、住民税10%としても700万円が残ります。


すると20年後は

土地値アパート840万+現金700万=1540万円

の資産と現金が残る計算になるのです。


これは小規模企業共済へ

20年間で840万円を支払って

1200万円を受け取るよりも、はるかに多い金額です。


小規模企業共済は

退職金として受け取る場合も

年金として受け取る場合も

税金がかかってきますので

実際はもっと差が大きいでしょう。


こういった計算になるので

「小規模企業共済ってどうなのかな?」と思ったのでした。


今回の内容をまとめます。


・小規模企業共済

毎月35000円で、20年で840万円を支払い

最後には1200万円を受け取れる。


・積み立て型投資信託

毎月35000円で年利3.4%の複利運用なら

20年後には1200万円を受け取れる。


・積み立て型生命保険

利率は投資信託より落ちるが

死亡した時に多額の保険金を受け取れる。


・土地値アパート投資

最初に840万円を払うが

表面利回り10%、経費と空室で40%

所得税と住民税が30%だとしても

20年後は1540万円の資産と現金が残る。


これなら、私だったら土地値アパート投資をします。

さらに融資を受けることができれば

団体信用生命保険にて生命保険代わりにもなるので

なおさら良いと思います。


要するに、利率および生命保険の観点からも

不動産投資は優秀だと思うのです。


・小規模企業共済に詳しいのは税理士さん

・積み立て型投資信託や生命保険に詳しいのはFPさん

・不動産投資に詳しいのは不動産投資家さん

だと思いますが

税理士さんは、税制には詳しくても

投資信託や生命保険や不動産投資には詳しくないため

「小規模企業共済」を勧めるのかな?と思いました。


私は不動産が「業務的規模」ですので

「小規模企業共済」に入ることができないのですが

今回の計算をしてみて

「まあいいや」と思うようになりました。


今回の私の計算は

何か勘違いをしているかもしれませんが

「小規模企業共済」に詳しい方より

コメントをいただければ幸いです。


また現在は不動産の価格が上がっていますが

株の価格も上がっていますので

途中解約ができる投資信託に毎月積み立てをして

「これぞ!」という不動産が出るまで

お金を増やしておくのも一考だと思います。


以下、次号に続きます。


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