死神と踊る“はずだった”男・『プリンセスピーチShowTime!』 | せいぜいひまつぶしの小話

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5年目から創作系ブログとして新装開店しました。
色々と思うところ書いてます。講談社への抗議不買は一生続けます。
2022年12月からは小学館もリストに加わりました。
「人を選ぶ」とはつまり「自分は選ばれた」ということです。

真の意味での「包括的な多様性」と、強くてカッコいい「女性の活躍」:☆5

マリオシリーズでお馴染みのお姫様が主人公のアクションゲームです。

コスチューム(=能力)を切り替えてステージギミックを攻略するゲームデザインは、
スーパーファミコン時代に発売された『ミッキーのマジカルアドベンチャー』を
例に挙げるまでもなく、割とありふれたポピュラーなものですので非常にとっつきやすく、
また全体の難易度もそれほど高くありませんので、多少ゲームに慣れている人なら
詰まることなく進めることが出来るはずです。

なのでこれは、マリオが大好きなお子さんと一緒に楽しく遊ぶためのゲームであって、
やり込み要素もあるにはありますが、ガチなハードコアゲーマーは最初から対象外です。
そういう人には『メトロイド』をおススメします。

劇場の『舞台』という設定を見事に活かしたコスチュームチェンジで“魅せる”姿は
全部で10種類。あるときはクールでスタイリッシュに、またあるときはエレガントに、
そしてまたあるときはパワフルにと、お姫様としてのキャラクターはそのままに、
実に多種多彩で多様性に満ちた活躍を披露してくれています。

ナントカの一つ覚えのみたいにメラニンを増量しただけのレイススワップと、
物語上で何の役にも立っていない性的マイノリティのゴリ押しによる設定変更、
「いい加減飽きねえか?」なんて揶揄される刈り上げのワンパターンな髪型にして、
男キャラをへなちょこに描くようなことなんか

「しなくても」

包括的な多様性と、強くてカッコいい女性の活躍は描けるのだということを背中で
語ってくれたような気がして、なんだか胸のすく思いがしました。

 

投稿する前に権利を剥奪されてしまったので今回のレビューは再雇用というより
「内定取り消し」といったところでしょうか。

 

 

まぁ今のAmazonでこんなコト書いたら確実に消されますけどね!!
ポリコレ批判はなんでもかんでもレイシスト呼ばわりですかそーですか?
単純につまんねーからダメ出しされてんだよいい加減気付け!

もちろん任天堂自身にポリコレ批判の意図は無いでしょうし、公言してるわけでもありません。
ただ“ちゃんと”作ったものを出してくれただけなんですよね。

“慎ましい仕事”それ自体が現状への批判として解釈出来てしまうようであれば、
その現状とやらには大いに問題があると、そう思えてなりません。

 

↓慎ましい仕事