「オラたちもオカメしゅっちょうしてるゾ!」
「それを言うなら“カメオ出演”だ」
ジャケ絵より
なんて言われてもちっとも驚きません。
モブシーンにでも紛れてるんじゃないかと思って探しましたよ。
もちろんいませんでしたけどね(声は新旧どちらでも好きな方を当ててください)。
ゲオアプリでたま~に旧作やら準新作やらを安く借りれるクーポンとか来るじゃないですか。
で、たまたま目についたから借りてきたわけなンですが、絵柄といい全体の雰囲気といい
なんだかクレヨンしんちゃんの劇場版でも見てるみたいでした。
自分が中国産のアニメ映画を見たのはこれで3本目なんですが、
な~んかどれもこれも「~みたい」という評価が
しっくりくるような既視感がありましたね。
↓“あのパンダ”のまんまウサギ版
↓犬のホームズ猫のワトソン
もちろんここでの「~みたい」というのはどこぞのステマの巨人の
工作員どもが人気をでっち上げるときみたいに出た順番を無視して
ついでに作品としての完成度も本来であれば比較するのも失礼な
漫画界の産業廃棄物が、他の作品にちょっとでもそれっぽいことが
入ってるだけで擦り寄って、いちいち色んなレビューサイトや
ネット記事なんかでねじ込むときに使うのとは違う、本来の意味での
「~みたい」ですので、そこのところはお間違えのないように。
某通販サイトのレビューで見つけた引き合いに出してるバカ
日本が世界に誇る“漫画”文化を冒涜したことはもちろん、
自分にとっても人生の楽しみを踏みにじったことは絶対許しません。
講談社への抗議不買は一生続けます
さて話を戻しますと他の2本は「元ネタがあるからなぁ」なんて言い訳も
出来るかもしれませんが、オリジナルのはずの『羅小黒戦記』がこうも
既視感まみれというのは、正直どうなんだろうなと。
全編通して作者のパーソナリティがチラリとも見えませんでした。
↓こーいう戦略の成果なんだかどーなんだか知りませんが。
話の中身もなんとなく「長い物には巻かれろ」みたいな感じがしましてね、
言葉の通じない野生動物とかじゃあるまいし、人間に都合の悪いものを
他所に押し込めておいてどの口で“共存”とか言ってンだと。
“批判”とか“反逆”とかそーいうのはきっとドコかに遠慮してるのかもしれません。
ポリコレのごり押しが客離れを引き起こしたアメリカのエンタメ業界もそうですが、
表現の世界において、自由にやれないことの弊害は意外とデカいです。
ビジネスモデルとしては現場にキチンと還元されるのは大変結構なことですが、
上っ面や小手先の技術だけでやっていけるほど甘くはないので、
どこかで頭打ちになりそうな気がしてます。あと勝ち負けの問題じゃないです。
良いもの面白いものが見れさえすればそれでいいんです。客にとってはね。
↓ステマの巨人とは比較にすらならない“本物”の傑作