発売20周年『ダンジョンセイバー』・前編 | せいぜいひまつぶしの小話

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5年目から創作系ブログとして新装開店しました。
色々と思うところ書いてます。講談社への抗議不買は一生続けます。
2022年12月からは小学館もリストに加わりました。
「人を選ぶ」とはつまり「自分は選ばれた」ということです。

発売から今日で20周年!にかこつけまして今回ご紹介致しますはこちら↓

#フォロアーが知らないだろってゲームを呟いてrtされたら負け常連タイトル、

今は亡きJウイング(どこ?)が放つ対戦型RPG(何それ?)の決定版、
究極ニッチな無敵のマイナーゲーム『ダンジョンセイバー
』です。

ちなみに何故2本持ってるのかと言えば、

一人で通信交換やってたからです(身近で持ってるヒト誰もいなかったんです)。
決して友達が少ないとかそういうことではありません。
まぁ実際少ないンですけどね(苦笑)

おそらくこの作品をご存知か覚えてる方は、2000年当時の少年ガンガン読者の中にも
ほとんどおらんでしょう。当時のガンガン誌上ではアイデア募集をやってたみたいで、
「僕(私)の考えた」キャラやアイテムがわんさか登場するのに混じって
当時の連載作家さんがデザインしたオリジナルキャラも合計9体、登場します。


攻略本より一部抜粋

この頃は『魔法陣グルグル』とか『八犬伝』とかやってましたねぇ…。
キメ台詞や技名などは公募アイデアなので個人名の部分はここでは伏せておきます。
知りたい人は攻略本を“自分で買って”確かめてください。
念のため取得情報の取り扱いに関して当方は一切の責任を負いません。
すべて自らの判断と責任において行ってください。

「僕(私)の考えた」ものが認められて作品の中に登場するのはやはり嬉しいことですし、
考える過程それ自体が楽しいのは確かですが、ぶっちゃけこのテの公募アイデアという
ヤツはバランス調整の都合上リップサービスで終わることが多いので、実際この作品でも
使い物になるのはほんのごく一部です。最初の内は面白がって使ってみるけど
すぐ頭打ちになって2軍落ちするのが、他人事ながらちょっと切ない感じがしました。

 

さてこのゲーム“対戦型RPG”ということですがざっくり説明致しますと、
RPGにおける重要な要素であるところのダンジョン攻略で通信対戦やろう!

という、ゲームボーイの特性を利用したちょっと目先の変わったシステムとなっておりまして、
ストーリーモードは練習というかCPU対戦ということになります。

ユニットを“召喚”したら“部隊”を編成、ダンジョンにトラップと守備部隊を“配置”して

準備完了。互いに進攻部隊を送り込み、相手のガーディアン(主人公)部隊を倒すか
進攻部隊を全滅させれば勝利となります。負けはその逆です。
最初はユニットも十分に育っておらず、主人公を含むガーディアン部隊は一部を除けば
基本的に強いので、進攻部隊の撃退による勝ちパターンが多くなります。

 

システム的に一番近いのは『攻めcomダンジョンドルルルアーガ(誰?)

ですが、あちらは進攻と守備が一緒くたになっているのに対し『ダンジョンセイバー』の方は
完全分業ですのでプレイヤーから積極的に操作・介入出来るのはダンジョン進攻の部分のみで、
守備に関しては守備部隊との戦闘が始まるまでは何も出来ないし、何も分かりません。

 

一応トラップに引っ掛かればアナウンスはしてくれますがなんとももどかしく、
DSの2画面だったらなぁ~とつくづく思います。

さて肝心のゲームの出来栄えはどうなのかと言えば粗削りで欠点(≒バグ)も多く、
いわゆる「俺は好き」と評される類の作品なので、
正直言って広くおススメ出来るようなものではありません。

その辺の詳しい話は次回にて。

〈続く〉

 

↓俺は好き

↓自分で買って確かめましょう

↓少し似てる気がする