金鱗湖
大分県由布市湯布院町川上1561-1
龍神伝説
金鱗湖の南東の湖畔に、天祖神社が鎮座しています。
由布盆地が大きな湖だった頃、湖に棲んでいた竜の在住を許可した天祖神(天之御中主神)など4柱をお祀りする神社です。
御祭神:天之御中主神、素盞鳴男命、軻遇突智命、事代主命
伝説によると、蹴裂権現が西の湖壁を蹴り裂いた時、湖底に棲んでいた一匹の大きな龍は、急激に湖水が減少したため神通力を失い、身を問えながら小川を上り、辿り着いた場所です。
竜は、天祖神に「私は、長い間この湖に住んでいた龍です。湖のすべては望みません。唯、この地に少しばかりの安住の地を与えてください。そうしてくだされば、ここに清水を湧き出させ、永くこの地を護りましょう。」と訴えました。
天祖神は、竜の願を聞き入れ、岳本の池(現在の金鱗湖)が残されました。こうして今も「岳本の池」には清水と温泉が湧き出ています。
その後、しばらく「岳本の池」に留まった竜は再び神通力を得、雲を巻いて昇天したと伝えられています。
第12代景行天皇12年、元々この辺りの地域を治めていたであろう速津媛に、皇祖霊神を祀らせたのが当神社の創始とするそうな。
「蹴裂権現が西の湖壁を蹴り裂いた」っていうのを土地開発と考えるとそれは景行天皇の時代の話なのかな?って思ったけど、速津媛より前の時代にだって土地開発しててもおかしくないわけだから、いつの時代か分からない。
ただ、蹴裂権現はイコール道臣命と言われていて、それは神武天皇の家臣と同じ名前だから、神武天皇の時代の話と考えて良いのかもねっていう、ふわっとした感じ。
綺麗なところだし、場所が湯布院だからね!
外国人観光客も沢山いた。
バスで行くには道も狭いし大変だったけど、良い場所でした🐟