織田一族発祥の地 劔神社 | 筑前由紀のプチトリップ

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2024年現在、主に福岡県内をカメラ片手にうろうろ。
着物を着たり着なかったり
たまにバイクに乗ったり
季節の草花を見に行ったり
お寺や神社に行ったりしています。

 

 

 

織田信長の像!

 

明神橋を渡って正面が劔神社。

 

劔神社古絵図復元。

手前にさきほどの信長像が描かれている。

 

 

「戦国第一の武将 織田信長を始めとする織田一族発祥の地」!!

 

 

劔神社

福井県丹生郡越前町織田金栄山

 

鳥居の斜め前方に、「戦国武将 織田一族発祥地」と書かれた碑と、顔はめパネル。

 

投信が低い織田信長が「戦国一の美女 お市の方」と「乱世のアイドル 森蘭丸」の面白いな爆  笑爆  笑

 

 
劔神社と織田一族

日本第一の大武将信長公を始めとする織田一族の発祥の地が、織田の地であることは広く世に知られている。
 
先祖は劔神社に代々奉仕の神官忌部氏である。室町時代の越前の守護大名は斯波氏である。この斯波氏と織田氏とが主従の関係にあり、応永七年(1400) 時の守護大名斯波義重が尾張の守護を兼任することになり、家臣の織田氏も尾張へ赴き、後守護代として斯波氏に代って統治する。
 
応仁元年(1467)に応仁の乱が起り、戦国乱世へと突入する。織田氏も次第に勢力を伸ばし、ついに尾張の大名となる。戦乱の真只中に一人の傑出した武将が出現する。天下布武を標榜し、乱世の平定に立上り、天下統一を成しとげんとした織田信長である。新時代を創成し、近代日本の基礎を築いた人である。又、劔神社に対する巣敬心は篤く、織田の地を出て百七十有余年、尚一族の氏神と崇め、社領を安堵し、保護している。
 
又、一族の中で特筆すべきは、津田近江守正路なる人である。幕末、鎖国か、開国かで国論が二分する動乱の中、箱館奉行の職で、外国奉行を兼帯し、開国派として積極的に開国を推進し、明治の御代、日本が大躍進をとげる道を開いた一人である。 津田家は信長公の祖父信定公の兄、織田秀敏公(津田玄番頭)を始めとし、代々津田姓を名乗る。徳川時代旗本三千有余石の祿高をうけ、先述の要職の外勘定奉行・大目付を務めた家柄である。
 
昭和五十九年は信長公が、備後守信秀公の嫡男として生れて四百五十年に当り、之を記念し、 織田一族の遺業・遺徳を称え、由縁深い劔神社境内の一角に、戦国武将・織田一族発祥地の石碑を建立し、深いつながりを永久に伝えるものである。

昭和五十九年十月 劔神社宮司緒方教明識
石碑建立寄進 津田近江守直系子孫 東京都中野区 津田正治

 

 

劔神社の由緒


(前略)この劔神社は劔明神様とあがめられ氏子の村数に53に及び領地甚だ広く神社付属の寺院36坊19院あったと言われています。

それで昔の武将たちの信仰もあつく朝倉織田徳川松平の諸将達の書状も大切に保存され又、国宝のお鐘は1200年の歴史があって有名であります。

織田信長公の御先祖は此の神社の社家から出られたお方で尾張の国へ行ってから織田氏と言いました。

 

 

おもかる石のある建物に信長のイラスト。

 

「天下布武」って石を軽々と持っているグー

 

 

 

 

小松建勲神社御由緒

 

御祭神 平 重盛公 織田信長公

 

平重盛公は小松殿と申し、忠義の至誠に厚い武将であります 焼失した劔神社の社殿の復興を行うと共に、広大な領地を寄進し、深く信仰致しました。後世里人は公の徳を称え、小松殿として神霊をおまつりしました。

 

織田信長公は先祖が劔神社の神官であり、その子孫であること を自覚し当社を手厚く保護し、田地凡そ千四百九十石を寄進し 領民を安堵しております。柴田勝家が当社に差し出した諸役 免許状と言う文書に、「当社の儀は、殿様の御氏神の儀に候へ ば、いささかも相違あるべからずの状・・・」と記されております氏神様として信仰したことを知ることが出来ます

 

今日多くの人達が信長公の功績を賛仰し、御加護を頂かんと全国から参拝に訪れる人が多くなりました。

 

 

福井県指定有形文化財 昭和46年4月16日指定

劔神社の摂社 織田神社おたじんじゃ(旧氣比社) 江戸時代

 

祭神 保食大神(豊受大神) 足仲彦尊(仲哀天皇) 誉田別尊(応神天皇)

 

 

『延喜式神名帳』(927年完成)には越前国敦賀郡の一座として「織田神社をりたのかみやしろ 」とある。

「をりた」の神名が示すように、 もとは養蚕・織物などと関係する保食神を祀る産土社であったが、「劔神社古絵図」(15世紀)によると、本社の鎮座 地には御本社(劔神社本殿) 東側に「氣比社」が描かれており、 古くから敦賀の氣比神宮とのつながりの深さがうかがえる。 

 

 

北鳥居の正面には、越前町織田文化歴史館と織田図書館がある。

 

 

 

この旅が結構移動の多い旅で時間がなくて見れなかったけど、デジタル博物館見てもはなかなか興味深かったので、いつか時間を作って行きたい。