伊都国歴史資料館の展示他 | 筑前由紀のプチトリップ

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2024年現在、主に福岡県内をカメラ片手にうろうろ。
着物を着たり着なかったり
たまにバイクに乗ったり
季節の草花を見に行ったり
お寺や神社に行ったりしています。


伊都国歴史資料館の常設展示、平原遺跡以外のものをば。


矢印を見て見上げると…?


これを天井にくっつけようと考えたセンスよ(笑)

落ちて来たら潰されちゃうね🪨


支石墓については以前のバスハイクでやったので割愛…と思ったけど、中国・韓国のの写真も載っててふむふむと見る。

前に支石墓見た時は、本当に大陸から来たの?って疑ったけど、やっぱ、真似したりとかはありそうだなぁと思ったりする。


思うに、日本は単体だと小さな集団で暮らすだけで事足りてて、殊更に権力を強調する必要性はなかったんじゃないかな。

ただ、中国や朝鮮半島からやってくる人達がいて、新略されない為にも、強くなる必要があった。強さを誇示する必要があった。


綺麗な銅剣✨

古代の姿を再現したもの。


平原遺跡が有名なんだけど、三雲南小路王墓ってのもすごいみたい。

57枚もの前漢鏡と、ガラス壁と、飾金具が出ている。

これは、中国の皇帝が王侯クラスの人が亡くなった時に贈るものだったそうな。

「伊都国王」って金印が見つかっても良さそうな雰囲気ね!


左が鹿、右が犬らしい。

本当に⁉︎本当にそうなの⁉︎




弥生時代、2世紀後半から3世紀初めに使用されたと考えられる船!




当時、どんな船を使っていたかを知る手掛かり。





土器に描かれた鯨漁の絵。


こういう絵柄、よく見つけたなぁって思う。

探せばもっとありそうで、沢山見付け出して欲しいな😆


日本でも漢字が普及する前は、象形文字みたいな感じで絵を描きあってたりするんじゃないかな。

土器に描かれたこれが、何かしらの意図を伝える為のものだったら、それは、絵と文字の中間的存在と見做すことが出来るんだろうけど、さて。



展望室。



大鏡パズル、完成!


銅鐸は、軽い力でかなり大きな音が出たよ。



新館は2階がなく、休館は2階がある。

エレベーターが繋がっていて、降りて旧館へ。

←がエレベーター🛗

降りて旧館に向いたら正面に、下を向いて手を挙げている人の姿が。

私達より先に旧館に行った人がいるのね。でも何か不気味だなぁって思ったら、生きてなかった!


めっちゃリアルなんだけど⁉︎⁉︎

え、こわ!

って言いながら、写真を撮る私📸


下はちょうど、旧館の玄関。

今は閉ざされていて、ここからは入れなくなっているのだけど、


外から中を覗いてみたら、いたいた!

彼は元々は、1番最初に来場者を迎える役割を担っていたのだ!

…そんな作りにした人のセンスに脱帽(笑)


もう誰も入って来ない扉を見つめ続ける彼が、ちょっと可哀想にも感じたりした。



比較的新しいものも展示してあった。


個人的に気になったのはこちら!


糸島にある高祖神社の「磯羅」という演目。

ここに「磯羅」は登場しない。

するのは、武内宿禰と豊姫と、志賀住吉。

志賀神でもなく志賀住吉なんだ⁉︎


漢字が「磯良」ではないけれど、これは阿曇磯良の事ではあろう。

そしてそれが「住吉」の名も付いているところに改めて、阿曇族と志賀神と住吉神の同一視についての思いを深めるのであった。






平原遺跡以外の遺跡も見に行こうとしたのだけれど…

Googleマップで井原鑓溝遺跡と書かれた場所に、何もなくてがっかり。


推定地だって!

他の遺跡も同じような感じみたいだったので、遺跡巡りは諦めた💨


父が時々、「日本三大がっかり云々」なんて言うから、「ここが1番のがっかり場所だったね」と言って笑った😆😆😆

話のネタとして、まあ良いでしょ。