2月2日(木)
この日はお昼で仕事を上がり福岡へ行って来ました。
目的地はここ↓
マリンメッセ福岡
この日は、次女(18歳・高3)の大好きなTravis Japanのデビューライブ福岡公演初日。
1日目は次女と友達のふたりで、2日目は長女(21歳・大3)と次女のふたりで行くと言っていたのですが、、、
ライブの10日くらい前になって、長女が急に「おかさん2月2日のトラジャのライブ一緒に行かん?」と言い出し、私は「行く」と即答。
自分で誘っておきながら、
「えー!?本当に行くと?」
と長女(次女も)。
娘達がお腹に居た頃から私は大好きなSURFACEの曲ばかりを聴いていて、ふたりとも当たり前のようにSURFACEを好きになり、ライブにも何度も一緒に行きました。
娘達が大きくなると、それぞれに好きなアーティストが出来、ここ数年は自分でバイトしてお金を稼ぎ、あちこち飛び回っています。
BTSに始まり、SixTONES、Snow Man、Travis Japan、他、ジャニーズJr.まで。
うちのTVでは毎日YouTubeが流れ、前述したグループが代わる代わる歌って踊っている。
私はしっかりと画面を観ている訳ではなく、毎日BGMとして聴いていた(時々観ていた)だけでしたが、全員顔と名前が一致するまでになりました。
BTS = 7人
SixTONES = 6人
Snow Man = 9人
Travis Japan = 7人
私、絶対にボケない自信あります(笑)
誰のライブ・舞台に行こうと、どこに行こうと、いつ行こうと、基本止めません。
日程が学校のある日と被っても、行きたかったら行って「いいよ」とだけ言って送り出します。
私自身が高校2年生(チケット発売時は1年生)の時、地元の長崎市公会堂で開催されたライブにさえ行かせてもらえなかった過去があるので、自分が学生の頃に出来なかったこと、やりたかったことを娘達に重ね、あの時の自分の想いを成仏させてもらうべく、一緒に疑似体験をさせてもらっているのです。
※未だに4月11日が近づくと「あのライブ行きたかったなぁ」と思うので
だから、初めてひとりで行く場所にも安心して行って欲しいので「いいよ」とだけ。
娘達が私の大好きなSURFACEを自然と好きになったように、私も娘達の大好きなグループが好きになり、
「たまにはおかさんも連れて行ってよ」
と言うのですが、なにせみんな大人気で中々チケットが取れず、自分達の分を確保するので精一杯。
なのに、「一緒にトラジャ行こう」なんて言われたら、即「行くっ!」って言うよね。
自分の意思ではありませんでしたが、トラジャはジュニアの頃から見て来て、無期限でのアメリカ武者修行にも「なんで今行くのー!?」と思ったり。
その間、ファン離れ(担当を降りる=「担降り」というそう)もあったようですが、アメリカでの様子も見ていたし、帰って来てデビューすると聞いた時は「本当に良かったぁ!」と思いました。
そんなトラジャのデビュー後初ツアー。
デビューライブなんて今回限りなんだし、行くしかないでしょう\\\٩( ˶ˆ꒳ˆ˵ )۶////ᵞᵉᵃᑋᵎᵎᵎ
長女がチケットを取ってくれた瞬間から既に楽しみでしたが、日に日にその気持ちは増し、数日前になるとウキウキワクワクが大きくなり当日までずっとソワソワ。
私の住む諫早から福岡までは車で2時間。
17:00開場の18:00開演だったので、半日仕事をしてから行くことに。
もうもうもうそれが良かった。
仕事からのライブ。
代わり映えのしない日常から一気に非日常的な空間へ。
その入口はこの先。
列の最後尾に並び、何度もクネクネと折れ曲がり、最後は横10列に並んで進みました。
やっと会場内に入ると、入口でチケットを読み取ってもらい、そこで初めて自分の席がわかるというシステム。
これまで、座席指定とオールスタンディングのライブにしか参戦したことがなかったのでちょっとドキドキ。
長女がチケットを取ってくれた日、娘達に「トラジャ、デビューしてからアルバム出たと?」と聞くと、「出てない」との返事。
一瞬「何歌うのー??」となりましたが、トラジャはオリジナル曲も多いし、あとは先輩達の曲をやると。
なるほど。
そして、次女の推し
「元太の和太鼓コーナーがあるらしいよ」
との言葉に、当日は息子の発表会に行くような気持ちで臨みました。
* * *
Travis Japan
Debut Concert 2023
THE SHOW
~ただいま、おかえり~
2023.2.2(Thu)18:00
マリンメッセ福岡 A館
PARTY UP LIKE CRAZY
JUST DANCE
MC
ACT1:Hollywood
Put on a Happy Face
夢のHollywood
Happy Groovy
Swing my way(新曲)
ACT2:Electronics
FIRE!!! (W PINEAPPLE
GET ALIVE×Lock Lock Remix
Unique Tigers
Dance With Me
Tallk it! Make it!
MC
ACT3:Japanesque
VOLCANO
Namidaの結晶
Never My Love
君だけに
ACT4:Street
LET'S MUSIC
Turn up the vibe (##)
上を向いて歩こう
WOD本選のパフォーマンス
JUST DANCE
(ちょこっと)
MC
JUST DANCE
ENCORE
BIG BANG BOY
DRIVIN' ME CRAZY(新曲)
Together Now
* * *
入口で新たに渡されたチケットに印字してあった場所はここ★↓
後ろには誰もいないスタンド最上段の最後列。
壁の前の席で、誰にも気兼ねせず暴れられるはしゃげる最高の場所でした。
オープニング曲は「The Show」。
ステージ上に吊られたでっかいアメ車に乗り、メンバー7人がアメリカから帰って来た、というイメージ。
初めてトラジャの歌を聴いた時は、正直「上手い」とは言えなくて、、、
でも、ある日「The Show」を聴いて衝撃。
その時同じ部屋に居なかった娘達の元へ「この曲いいね!トラジャめっちゃ歌上手くなっとる」とわざわざ伝えに行ったほど。
そんな思い出(?)の曲だったので、1曲目から大興奮でした。
最初のMCではデビュー曲の「JUST DANCE」に乗せてメンバーの自己紹介。
「ただいま」と口々に言うメンバーと、嬉しそうに「おかえり」と叫ぶかわい子ちゃん達。
そこにはすごくあたたかい空気が流れていました。
今回のツアーでは、
ACT1:Hollywood
ACT2:Electronics
ACT3:Japanesque
ACT4:Street
と、テーマ毎に分けられたステージ構成で、どのパフォーマンスも質が高く、ライブなのにミュージカルを観ているような感覚に。
先輩達の曲が、少年隊の「君だけに」と、UNIVERSAL MUSICのレーベルメイトだという坂本九さんの「上を向いて歩こう」以外はわからず、その2曲以外は全曲トラジャのオリジナル曲だと思って聴きました。
好きになったきっかけはもう忘れたという次女がどこかで元太を見つけ、ここ数年でトラジャがうちに馴染んで来て、私がメンバー全員を覚え、オリジナル曲を全曲口ずさめるようになったタイミングでのライブ参戦は思っていた以上に楽しくて。
席はステージ上のメンバーの顔が肉眼では見えないくらい遠かったけど、表情はモニターで確認出来たし、会場全体が見渡せてすごく気持ちよかった。
メンバー全員でのアメリカ留学ではファンと離れ、「寂しい思いをさせてごめん」と言っていましたが、みんな歌もダンスも英語も明らかにスキルアップしていたし、息の合ったキレのあるダンスは生で観ると本当に圧巻で、「その時間は決して無駄じゃなかったよね」と思わせてくれました。
紹介ラップの「Unique Tigers」では、トラッコ(トロッコ)に乗ったメンバーがファンサをしながらアリーナを通り、次女が居るスタンドAの前に勢揃い。
でっ!しかも、元太が次女の正面に居るー!
そんな様子を長女と一緒に遠くから見ながら「元太に気づいてもらえたかな?」と気になる気になる(笑)
ライブが終わってから聞くと、このうちわを持っていた次女と友達に元太が気づいて、笑顔でふたりを指差してうなづいてくれたとのこと。
それを聞いて私までニヤニヤしちゃいました。
その後、「Dance With Me」と「Tallk it! Make it!」を歌いながら2階のスタンド席を周り、長女が持っていたうちわにのえるとしめちゃんとしずやが反応してくれて嬉しかった。ね。
ペンライトもうちわも持っていなかった私は、メンバーが目の前を通る度に両手をブンブン。
唯一、のえるが手を振り返してくれたので年甲斐もなく飛び上がりました。←
これぞライブの醍醐味!(笑)
元太の和太鼓は、ACT3:Japanesqueの「VOLCANO」和バージョンで披露。
いやもう、想像と全然違って元太めちゃくちゃかっこよかった。
最後のMCはひとりずつ長めの挨拶だったのですが、トップバッターの元太が中々スラスラと喋らなくて。
あぁ、そうか。喋らないんじゃなくて、元太は言葉にならないんだ。
すぐにそう気づくと、なんか胸がジーンと熱くなって涙が零れました。
後に続くしめちゃん、のえる、まちゅ、うみ、しずや、ちゃかちゃんも同じで。
あたたかい空気の流れるその空間で、噛み締めるようにゆっくりと言葉を発して行く、穏やかで優しくて真面目で純粋でまっすぐな 7人の想いが溢れていて。
7人のステージにかける想い、ファンに対する愛を肌で感じました。
ライブが終わって次女達と合流した時の第一声が「楽しかったねー!」。
そこで全員が口を揃えて言った言葉は、「今まで行ったライブの中で一番楽しかった」。
私も含め、みんなライブはいっぱい行って慣れているのに、全員そう口をついてでてしまうくらいに本当に楽しいライブで、最後のちゃかちゃんの「福岡ぁ!えりさせたくないぜ」がツボでした(楽し過ぎておかえりしたくなかったぜ)。
この日は、福岡に就職が決まった友達の家に泊まるという次女達を長女の運転で博多駅まで送ったのですが、駅に着くまでの約10分で何度その言葉を口にしたことか。
「なんかさ、ライブっていうよりショーを観た感じやった」と若い娘っ子達に熱く語ったのは私。
今回のツアータイトルはまさしく「THE SHOW」だったね。
あーもーおかさん、してやられたわ。
今年50歳になる私から見ると、メンバー全員が自分の息子と言ってもおかしくない年齢。
長女が出来る前に私は一度流産を経験しているので、その子が無事に育って産まれていたら、最年少の元太と同じくらいの歳だったなぁ...と、考えてみたり。
ホント、男の子欲しかったし、出来ることならジャニーズに入れたかったよね。
今回は一般発売でチケットを取りましたが、あんな楽しいライブを観せられたら、次回のツアーはチケット取れんやろうなぁ。
最近、私はよく娘達に「おかさんはもう思い残すことはないくらいやりきったからいつ死んでもいい」と話します。
我慢を辞めてSURFACEの(ソロライブも)ライブに行きたいだけ行っていたその途中、コロナ禍に突入してしまい今に至りますが、
その後はサイン会や座談会とインターネットでのイベントも多く、とにかくたくさん触れ合うことが出来ました。
去年の4月の座談会に長女と一緒に参加すると、椎名君が今の自分の推しは誰かと聞いてくれ、長女が「Snow Manです」と答えると、Snow Manの話で盛り上がり、自分と同世代のジャニーズの面々との思い出話もしてくれました。
次は私が椎名君とトラジャの話したいなぁ。
いやそうじゃなくて(笑)
SURFACEと椎名君のライブも行けるものなら全て行きたいけど、それが叶わなくてももう悔いはありません(そのくらい満たされているので)。
ですが!
今回トラジャのライブに行ったことで、もっともっとトラジャのライブに行きたい。
この可愛い息子達の成長を見たい。
と思いました。
追伸:2月10日は元太の入所記念日だったので、私が仕事終わりにケーキを買って帰りみんなでお祝いしました。
ロウソクは12周年の12。
ケーキ屋さんは「GENTA君12歳」の誕生日だと思ったやろな。
娘達がトラジャを好きな気持ちとは明らかに違う母心。
こんな想いで見守って行ってもいいよね?
「さんせーい!」
って言ってね(笑)