私の恩返し | YUMENO-ME 心臓病ママの特別養子縁組

YUMENO-ME 心臓病ママの特別養子縁組

先天性の心疾患により
10代の頃に大動脈弁、僧帽弁を機械弁に置換。
子供を出産することを諦め
特別養子縁組への道を選択しました。

2015年12月特別養子縁組で
家族になった娘との生活
ハンドメイドをつづります。


鶴を折ったり、糸を通したり
千羽鶴を作りながらいつも考えていたこと

。。。

叔父や祖母が入院したときに
いくつも鶴を折りました
昨年亡くなった祖母には3種類もほっこり
自慢するように、とっても喜んでくれました

私が鶴を折りたいと思ったきっかけは
3度目の手術をした高校3年生の時の思い出が
強く残っているからです

小学生の時の術後は回復が早いのか
ピンピンしてましたが
高校生ともなると、体力的にかなりキツくて
ICUから出た後、意識も朦朧としていました
すると、千羽鶴が届いたよ〜と
母が千羽鶴を飾ってくれたんです

クラスの皆んなからと、部活の皆んなから
合わせて二千羽の鶴が!!

時間はたっぷりあるので遠目から数えましたが
本当に二千羽いました

学校を休んでから、そう日は経っていないのに…
感動でしたえーん

色とりどりの千羽鶴を眺めていると
負けていられない。早く元気にならなきゃと
気持ちを奮い立たせることができました

今、考えてみると、それまでの手術でも
学校のみんなからの寄せ書きや手紙
地域の皆さんからのお見舞い
百度参りしてくれた親戚や
面会に来てくれた従姉妹
病院は県外だったので
母と離れて寂しくすごしていただろう
幼い弟妹の頑張る姿を想像して
皆んなに守られていたんだなあと
しみじみと思うのです

守られ、支えられ、
今、自分が元気で生きているんだな

だから今度は、私がその恩返しをしたいんだと
その想いが人一倍強いんだと思います

。。。

週末、孫、ひ孫写真をアルバムにまとめました
全員分は集まりませんでしたが
アルバムは全ページ埋め尽くせました

皆んなの想いが届くと良いですハート

娘が花束の絵を描いてくれました

クローバー