見つけ、買ってみた。
だって「諏訪の神様が気になる」って
私の気持ちそのまんま!なんだもん。
ホント気になって仕方ないのよ。。。
みんなも気にして~
だって、他のどの神様とも全然違うんだ!
そもそも諏訪の神様だけ
10月の出雲会議に行かないって、
知ってました? 呼ばれてないの。
出雲と諏訪だけが「神在月」、、なんだよ。
何故かって、諏訪神が蛇体でデカすぎて
頭が出雲に着いても尾はまだ諏訪で、、
遅いからもう来なくていい!と言われたの。
この妙な伝説、、笑って済む問題ではなく
何らかハブかれる重要な理由があったの
だろう、と考える方が、、正しいだろう。
それだけでも面白い! 気になるねー
深掘りする価値、、ありますねー!
作者の北沢さんは信州の人だけど
元々出版社にお勤めで、歴史家ではない。
だから古文書を読むのも初めてだし、
私たちと同じ、全く素朴な疑問の目で
史料館の解説員さんに質問を投げ掛ける。
素人にも解りやすい説明と、簡単な図解。
古文書を読むって、とても大変なこと
なんだろうけど、、ホント有り難い。
尊敬しちゃうな。
諏訪大社には
軍神として武田信玄の庇護を受け、
繁栄した戦国時代
↓
源頼朝の権威によって仏教化された鎌倉時代
↓
桓武天皇の力で朝廷に帰依した平安時代
↓
物部守屋の次男?が逃げてきた飛鳥時代?
↓ (諸説あり)
出雲の国譲りに際し、タケミナカタが
逃げてきて居座った大和朝廷時代
↓
もともとの古諏訪祭祀
原山、御射山、洩矢神、ミシャグジ、、と
どんどんめくっていくことができて、
最後に残った根っこ=日本の根っこ
と言えるわけ。
それを現代に示す古文書が守矢文書!
約二千年の歴史を繋ぐ78代守矢氏が現存!
という、、イヤ何度考えても胸が震える。
この本では武田信玄との関係や
それ以前の神長官家の勢力争いなど、
諏訪大社の権威が出来上がって以降の事が
多く書かれているかな。。
それはそれで興味深いが
やはり根っこが気にかかるー。
そういえば、本当に古代の祭祀は
守屋山=森山より、御射山=原山さま
って読んだよなぁ。。
ちょっと離れた所にあるらしい。
その辺、も少し詳しく知りたいし、
御射山に行ってみたいなぁ。。
諏訪の奥は古くて深い。日本の姿。