●米粒写経例大祭 @池袋演芸場 | ★50歳からの勉強道~読書録★

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行ってきましたー、初めての米粒写経!
各地を回り、大人気の例大祭ツァー、
なんと追加公演が実現して
私もとうとうチケットが取れたんだー



池袋演芸場は池袋駅のすぐ前。
商店街の入口、人々の雑踏の中に
小さな佇まい。
ふーん、寄席ってこういう所なのかー



この小さな階段をどんどん地下に潜る。。
コアな異空間。わくわくするねー



内部はこんな感じ。ネットから。
小さなテーブルが付いてるの、いーね。
満席で立見も出て、ぎゅうぎゅんぱんぱん。
男女比は半々くらい?かな?



寄席だから、出囃子がボンボコ鳴るのだ。
わーいいなー♪・・ってキッズリターンの曲?
同じツイート見たから、そうなのかな(^^)


今回は「念願叶って寄席での開催」だそうで
ギョーカイ的に画期的なことみたい。
序でに私も念願叶い、初めての寄席で本物の
落語を聴くことができました。


ゲストの橘家文蔵師匠は、百人一首の
お洒落なネタで、味わいたっぷり笑わせつつ
「とうとう米粒が寄席に進出してきた・・」
と、戦々恐々エールを送ってた。
米粒写経が大尊敬する師匠なんだって。

橘家文蔵師匠

落語面白いなー。
この距離感でのんびり落語を楽しめたら
最高贅沢だわぁ。。駅からも近いし、
今度は母を連れて、寄席に来ようかな。(^^)





東京・深川江戸資料館から始まり
地方で築80年以上の歴史的建造物ばかりを
選び、開催してきた今年の例大祭ツァー。
テーマは口伝「砂の器」
因みに去年は「芝浜論」、その前は「寿限無論」




居島さんの圧倒的熱量で
松本清張作、橋本忍脚本の「砂の器」を
完全?再現するんだけど、笑った笑った!
完全丹波哲郎で完全加藤嘉かつ完全緒形拳!
近作のリメイクなんて、燃やすぞコラー!


これ、ピン芸でも最高面白いんだけど、
タツオさんが、異議あり~、タ~イム、とか
ゆる突っこみして、面白いとこなぞるので
やっぱコンビだと一粒で二度オイシイね。
繰り返しー繰り返しー♪  (キーワード)

結果、途切れることなく笑いっぱなし。
気がついて何度涙を拭いたことか。(^○^)

これとか、
これとか、、(#^.^#)



今回のテーマはつまり、近年亡くなった
脚本家・橋本忍リスペクトなんだなぁ。

私、知らなかったけど、、
羅生門、生きる、七人の侍、隠し砦の三悪人
上意討ち、日本の一番長い日、日本沈没、
八甲田山、八つ墓村、私は貝になりたい、
等々、等々、、あ、白い巨塔も!!
手掛けたスンゴイお方なんだって。うわー!

砂の器の脚本家、橋本忍さん。




ね。お笑い見に来て面白くて、涙流して
笑っているのに、勉強にしかならない!
これが米粒写経。知の果てを極める!
ガラパゴスの世界、ダー!!


本当はガラパゴスイッチを観に行きたい
んだが、なかなかチケットが取れないので
お二人で仲良く話してる、ポッドキャスト
を聞くんだけど、
「絶版図書のコーナー」がいいんだよね~
さすが米粒写経。
どこをとっても唯一無二、なんだよ。



日本語学者で大学講師のサンキュータツオ氏
と、   歴史と本と映画の知識が異常で  (*_*)
ニュース番組MCも務める居島一平氏。