お花見シリーズの続きは、4月8日の花祭。
横浜市京急線の弘明寺駅前にある
弘明寺(ぐみょうじ)は、活気ある商店街を
見下ろす町のシンボルなのだ。
歴史は元正天皇の養老年間に遡る(700年代)
814年には空海の護摩行、
1044年に本堂建設、
鎌倉時代には「求明寺」と言われていたそう。
仁王門、カッコいいね。
江戸時代に再建されたものだけど、
横の仁王像は13世紀のもので
神奈川県下では最古、とも。
階段上って振り返ると商店街のアーケード。
昭和感満載の味のあるお店、
美味しそうなお惣菜の店で焼鳥なぞを買い、
大岡川の桜並木を見るのが目的だぞ。
その前にお参りを。
階段途中に身代わり地蔵尊。
これは新しいものだけどね、
病気平癒を願ってやっばり撫でちゃう。
花祭にちなんで、本堂前に小さな御釈迦様
が天上天下唯我独尊ポーズしていて
小さな杓で甘茶を掛けて差し上げる。
これ、どこのお寺でもやってるのね。
このお寺の始りは721年にインド僧の
善無畏が渡来したこと。
当山の霊域を感得して陀羅尼を書写し、
結界を立てた霊石が、これだと。
ここに善無畏来たのかな!!??
だとしたら、スゴい!
だったんですねー。
本堂には胎蔵界曼荼羅、金剛界曼荼羅が
かかり、内部を見学するとこんな風に
空海までの歴代密教僧の肖像が並ぶ。
①龍猛②龍智③金剛智④不空⑤善無畏
(ここまでインド僧) ⑥一行⑦恵果(中国僧)
で、燦然と我らが弘法大師登場!⑧空海
日本の密教は、ほんとにスゴいんだぞ~
と、弘明寺の素晴しさを俄然見直した所で
いざ大岡川のお花見へ!GO!
隣の掃部山には(かもんやま)には
井伊直弼の銅像が。
だから「井伊掃部守」なのかー。
桜満開の広場と、横浜の町を見下ろして
いらっしゃる。桜田門、桜木町、、
桜に縁のあるお方だなぁ。
おまけに我が家の富士山と桜。
もう散っちゃったけど。。
でも隣のお寺では今、八重桜が満開だから
結局、今年はたーくさん、桜を見た。
平成最後の桜、なんだね。日本、最高!!
( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆