駆り立てた問題の戦犯人、、、の象徴的な
イメージ。でも、実はよく知らない。
大平洋戦争を始めた首相。兼陸軍大臣。
2年10ヶ月、同地位を継続し戦争を主導
ラスト6ヶ月は参謀総長も兼ねる前代未聞
の強行で政治、統帥を一手に握る。
昭和19年7月まで。
小磯内閣~鈴木貫太郎内閣で、一年後終戦
東京裁判で絞首刑となる。64才。
あの戦争は、ほぼ陸軍の戦争だという。
そのトップにずーーっといたんだから、
鬼のような悪人かと思ったけど、
実はそうばかりとも、言えないような、、
言えるような、、、
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160222/12/yume-nomata-yume/eb/29/j/o0720096013573905717.jpg?caw=800)
とにかく、性格的に凄く問題のあるのが
特徴。非常に偏っていて、
琴線に触れられると激昂してしまう。
極度の几帳面、極度の粘着質、極度の感情
努力虚しく、50日後に開戦してしまう。。
ハル・ノートは日本に一撃させるための
策略だろうし、もう仕方なかったかも。
開戦前の深夜、東條は布団に正座し
号泣していたという。
*~*~*~*~*~*~*~*
しかし国策が戦争に決定し、元の戦争派に
戻ってからは、、、(^_^;)
真珠湾の大戦果に、喜ぶ国民が私邸にも
押し寄せ、一気に英雄となる!
すると、性格上の悪い肌地が次々と・・。
周辺を東條閥の人物で固め、憲兵を重用
する。「天皇の意を受けた政府を批判する者は
作者の保阪正康さんは昭和14年生れ、
戦争に詳しいノンフィクションライター。
東條英機に「嘔吐感を覚える」という世代。
だが、戦争~陸軍~大日本帝国は東條の存在
東條英機の恨みと報復が、そのまま陸軍の
歴史でもある。皇道派VS統制派、永田鉄山
極度の几帳面、極度の粘着質、極度の感情
過多、極度の負けず嫌い、極度の自己本位、
極度の真面目、極度の天皇崇拝、、
そして小心、小細、狭量、狭視。メモ魔。
でもね、良い面もあるんだ。
親切でサービス精神旺盛、よく気がつき、
律儀で、正直で、真面目。単純で純真。
身内や仲間には慕われる。少数だけど。
町内会だったら、懇切丁寧な頼れる
おじさん、、だったろうが、、
一国の首相の器では全く・・なかったんだな
じゃあ、なんでこんな人がこんなにも
大事な局面で、首相兼陸軍大臣に??
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160222/12/yume-nomata-yume/10/fa/j/o0353050013573905721.jpg?caw=800)
これが驚き。
東條英機は戦争突入を阻止するため!
最後のストッパーとして、昭和16年10月
天皇と穏健派により、首相を託された。
本人が一番驚いた。
「虎穴に入らずんば虎児を得ず、だね」
と天皇は仰った。
当時すでに開戦だ!と高まる国論、世論。
沸騰する陸軍を押さえ、和平に転じるには
陸軍大臣であり、天皇への絶対的忠誠心を
そして小心、小細、狭量、狭視。メモ魔。
でもね、良い面もあるんだ。
親切でサービス精神旺盛、よく気がつき、
律儀で、正直で、真面目。単純で純真。
身内や仲間には慕われる。少数だけど。
町内会だったら、懇切丁寧な頼れる
おじさん、、だったろうが、、
一国の首相の器では全く・・なかったんだな
じゃあ、なんでこんな人がこんなにも
大事な局面で、首相兼陸軍大臣に??
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160222/12/yume-nomata-yume/10/fa/j/o0353050013573905721.jpg?caw=800)
これが驚き。
東條英機は戦争突入を阻止するため!
最後のストッパーとして、昭和16年10月
天皇と穏健派により、首相を託された。
本人が一番驚いた。
「虎穴に入らずんば虎児を得ず、だね」
と天皇は仰った。
当時すでに開戦だ!と高まる国論、世論。
沸騰する陸軍を押さえ、和平に転じるには
陸軍大臣であり、天皇への絶対的忠誠心を
持つ東條に賭けるしかない。逆転の発想。
感激した東條は、国策も自身も180度の転換! 「本日より陸軍の代表者ではない」
感激した東條は、国策も自身も180度の転換! 「本日より陸軍の代表者ではない」
努力虚しく、50日後に開戦してしまう。。
ハル・ノートは日本に一撃させるための
策略だろうし、もう仕方なかったかも。
開戦前の深夜、東條は布団に正座し
号泣していたという。
*~*~*~*~*~*~*~*
しかし国策が戦争に決定し、元の戦争派に
戻ってからは、、、(^_^;)
真珠湾の大戦果に、喜ぶ国民が私邸にも
押し寄せ、一気に英雄となる!
すると、性格上の悪い肌地が次々と・・。
周辺を東條閥の人物で固め、憲兵を重用
する。「天皇の意を受けた政府を批判する者は
天皇への反逆者」という、理屈。
大局を観る眼なし、国際法律的知識なし、
目の前の些事に執拗に拘り、極端に抽象的な
大局を観る眼なし、国際法律的知識なし、
目の前の些事に執拗に拘り、極端に抽象的な
作者の保阪正康さんは昭和14年生れ、
戦争に詳しいノンフィクションライター。
東條英機に「嘔吐感を覚える」という世代。
だが、戦争~陸軍~大日本帝国は東條の存在
に集約される、、5年をかけて東條夫人を
始め、徹底的に周辺を取材した。
(書いたらもっと嫌いになった、と。。)
東條の父は陸大一期の首席で、能力優秀者
(書いたらもっと嫌いになった、と。。)
東條の父は陸大一期の首席で、能力優秀者
一号という陸軍不滅の金字塔を持つ。
だが長州閥のせいで、出世を阻まれた人物だ。
東條英機の恨みと報復が、そのまま陸軍の
歴史でもある。皇道派VS統制派、永田鉄山
などなど、、派閥や人間関係が解りやすく
書かれているので、メモしつつ、今まで
知らなかった陸軍・・・とても勉強になった。