【独自】住職「真実を語ってきまして、内容は口外しないようにと」 尼僧が住職からの性被害訴え…天台宗が聞き取り調査




 

性被害の訴えに対して、天台宗が住職に聞き取り調査を行いました。


 3月18日、滋賀県大津市の天台宗の事務所に呼ばれたのは、四国にある寺の住職の男性(60代)です。四国に住む尼僧・叡敦さん(50代)は、2009年から約14年間にわたり、この住職から日常的に性的暴行などを受けていたと訴えています。


 叡敦さんは、親戚の大僧正(80代)に一番弟子として住職を紹介されていて、この2人が信仰心を利用して長期にわたり洗脳したことで心理的監禁状態に置かれたとして、天台宗に2人の僧籍の取り下げを求めています。


 (叡敦さん)「ようやく土俵に乗れたかなという気持ちでいっぱいです。これからだなと思っております」


 こうした訴えを受けて天台宗は18日午前、住職から直接、事実確認を聞き取る調査を行いました。


 (住職)「真実を語ってきまして、内容は一切口外しないようにと」

 (取材班)「今後も調査はあるのでしょうか?」

 (住職)「いや、わかりません」

 (取材班)「真実とは何ですか?」

 (住職)「それ以上は…」


 天台宗によりますと、現時点で調査結果を対外的に発表する予定はないということです。



2024年3月18日(月) 每日放送

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1061254?display=1