オーストラリアで理学療法士をしたいっていう人がたくさん
増えてると思います。
自分が来た当時、2009年の2月ではほとんどいなかった
ように思いますが、
この5年で自分が知ってるなかでも最低でも5人は実際に
行動を起こしています。
今日は、そんな人たちに少しでも情報提供できたらなと思い、
すこし学費などについて書いてみたいと思います。
まず、僕が大学留学をした際に語学学校の費用は
一年間で約150万円でした。
自分の英語力がまったくない状態からのスタートだったので、
もし英語を本気で日本で勉強して、語学学校に必要な時間を
減らすことが出来れば、このお金は大幅に削減できます。
また、語学学校によっても色々と異なると思うし、
勉強法についてもみんな違うのでどれがいいのかは、
自分のタイプによると思います。
自分ももっと日本で勉強していればなと思いましたが、
語学に関しては本当に現地で勉強した方が数倍速く伸びると思います。
他にも、中にはワーキングホリデイビザできて、
仕事をしながらお金を貯めつつ現地の人との会話や、
余った時間で自分で勉強するという方法もあります。
この方法はかなりお財布に優しいですね。お金もたまりますし。
次に大学に入ってからの費用ですが、留学を目指している
大体の方は日本で理学療法士の国家資格を
取得されている方だと思います。それらの方がオーストラリアの
大学入学を目指した場合、単位の移行が可能で
僕が通っていた西オーストラリア州のカーティン大学では
1年目が免除、二年目からのスタートという形でした。
授業のカリキュラムに関しては:
2年生
Semester 1: Anatomy and Pathology 251
Applied Clinical Science 251
Movement Science 251
Musculoskeletal Science 251
Physiotherapy Practice 251
Semester 2: Anatomy and Pathology 252
Applied Clinical Science 252
Movement Science 252
Musculoskeletal Science 252
Physiotherapy Practice 252
3年生
Semester 1: Cardiopulmonary Science 351
Electrophysical Agents 351
Musculoskeletal Science 351
Neuroscience 351
Physiotherapy Practice 351
Semester 1: Cardiopulmonary Science 321
Lifespan Health Science 352
Musculoskeletal Science 352
Neuroscience 352
Physiotherapy Practice 352
が2年生と3年生のカリキュラムで、
これらのほかに4年生の実習が入ります。
ちなみに、これらの科目がいくらするのかということですが、
3年生の一学期を例にすると:
Semester 1: Cardiopulmonary Science 351 - $3,675
Electrophysical Agents 351 - $3,675
Musculoskeletal Science 351 - $3,675
Neuroscience 351 - $1,837.50
Physiotherapy Practice 351 - $1,837.50
合計 - $14,700
日本円で約1359235.75円(2014年4月21日現在)
です。これが一学期分です。
これがあとのこりの学年と学期の分あります。
あと、実習もお金を払います。
本当に高いです。
僕も貯めていたお金では到底足りませんでした。
これから借金返済地獄です(泣)。
これらの学費の他に、
もちろん現地での生活費がかかります。
これらのことを加味した上で本当に留学する価値があるのか。。。
大変でこれからも楽な道では決してないですが、
僕は留学してよかったなと心から言えます。
判断は人それぞれだと思いますが、
これらの情報がこれから留学を目指す人に
なんらかの形で助けになればなと思います。
それでは長くなりましたが、
また色んなことアップしていけたらなと思います。
写真は卒業式のときに。ちなみに真ん中の男性は
慢性腰痛治療で有名なピーター・オサリバンという先生です。